| このクロロフィルa濃度情報は、宇和海南部海域(内海海洋センター地先)、宇和海中部海域(下波地先)、宇和海北部海域(三浦地先)の3地点において、各地点とも月に20回程度の頻度で3m層の海水500mlを採取し、GF/Fグラスファイバーフィルターで濾過後、N,N-ジメチルホルムアミドを溶媒に用いて色素を抽出して蛍光光度計(ターナー社あるいはターナーデザイン社)により測定したものです。分析に使用している蛍光光度計の調整はクロロフィルa濃度標準液を用いて行っており、現在実施中の分析方法による測定分解能は0.04μg/リットルです。 クロロフィルa濃度は植物プランクトンに含まれる光合成色素の一種であり、一般には海域の生産性や植物プランクトンの量を評価する際に用いられる数値ですので、植物プランクトンを餌として生活するアコヤガイにとってはその量的変動が重要と考えられます。但し、このクロロフィルa色素はアコヤガイの良好な餌とされる珪藻類以外にも、有害な鞭毛藻類など植物プランクトン全てに含まれる色素でもあり、調査点で高濃度の赤潮が形成された場合などに高い値が測定されることがあります。 宇和海南部海域(内海)では1997年4月以降、宇和海中部海域(下波)では1993年9月以降、宇和海北部海域(三浦)では1999年8月以降、同じ手法による分析を行っており、各海域の平均値は2000年〜2009年の10カ年間を用いております。 以下に、本年の値を平年値・前年値それぞれと比較した図と各海域の経年変化図を掲載しておりますので、該当する項目をクリックしてください。 |