アコヤガイモニタリング調査結果概要(平成23年11月8日:調査日)

1 調査方法
  5月から11月まで月1回(第3週)、各漁場・種類毎に20貝を分析。

2 測定項目および判断指標
  ・グリコーゲン  :アコヤガイの栄養の蓄積状況を示す指標で、数値が高いほど健康状態が良好。
  ・a値        :閉殻筋(貝柱)の赤色度を示す指標で、数値が高いほど赤みが強い。
              赤みを帯びた黄色で3、明らかな赤色で5以上。
  
3 調査結果一覧

育成
漁場※1
貝の種類 グリコーゲン
(%)
a値
(平均値)
備考
赤変個体数(測定数20個)
南部 日本貝 9.5(3.2) -0.3(1.8) 赤変個体数0個
南部 日中交雑貝※2 4.4(3.3) 0.4(1.1) 赤変個体数0個
中部@ 日中交雑貝 9.2(3.1) -0.1(1.0) 赤変個体数0個
中部A 日中交雑貝 5.6(3.6) 0.6(1.5) 赤変個体数1個
北部 日中交雑貝 17.1※3(3.2) 0.3(0.4) 赤変個体数0個
島嶼部 日中交雑貝 4.9(2.6) 0.2(0.4) 赤変個体数0個
*1 南部:由良半島以南 中部:由島から三浦半島 北部:三浦半島以北
*2 日中交雑貝:日本貝と中国貝の交雑貝
*3 3回計測してほぼ同値であることを確認済
( )内は昨年同月の数値

4 調査結果の概要
 ・肉質に関して、健康度の指標となるグリコーゲン含量は、前年と比較して全体的に高かった。
 ・貝柱の赤変個体は、中部の交雑貝で1個確認された。赤変度合いを示すa値は前年と比較して低かった。
 
グリコーゲン含量の蓄積が昨年と比較して高いですが、赤変個体がまだ確認されておりますので、
  真珠業者の方は注意して作業をするようにしてください。

 


                       各地区の水温についてはこちらを参照してください。