リル・シュー・ラ・ソルグの川を30分ほど上った所に、湧き水の源流である渓谷フォンテン・ドゥ・ヴォークリューズ(Fontaine de Vaucluse)と云う、透明度の深い、美しい泉に辿り着きます。巨大な岩山の洞窟の奥からは、大量の水が湧き出るのが見えていたそうなのですが、残念ながら、ここも温暖化の影響で涸れてきている様です。それにしても凄い水量には圧巻でした。又、この水を利用して、手漉きの紙を作っている水車小屋を見学する事もできました。
橋本さんのB&B MAISON DU BON ACCUEILは、3000坪の敷地の中に、こじんまりと佇む可愛いペンションで、朝夕は奥様のイザベルさんお手製のフランス料理。 朝は庭で収穫した、さくらんぼや杏と、ラヴェンダーから採れた蜂蜜などと、コーヒーで軽く。夕食は、イザベルさんがお母様から伝えられたと云う、フランスの家庭料理で、無駄なく工夫された、決して豪華では無いのだけれど、心の篭もったお料理でした。そして、極め付きは滞在最後の夜の先生作の、ちらし寿司、お蕎麦、味噌汁でした。 流石に親日家の方々の集まり、日本食を楽しんで頂けて、先生方も大満足の晩餐会でした。
ペンションのお隣には、先生の古いご友人で、陶芸家のJean Pierre Thomas氏、先生曰く「隣のトマさん」が住んで居られ、親日家であり、益子焼の本場、茨城県の笠間にも滞在して居られたとか。土はともあれ、ソー村で益子焼の作家活動をされて居り、日本でも何度か個展をなさった経歴の方でした。外壁には、益子焼の大皿が飾られていました。