裏日記2009年5月(後)

5月31日   Sweet Pudding

要するに言い掛かりです。


スーパーで、プリンのとこに手書きの販促ポップが貼ってあり、
おそらくは「とろけるようなおいしいプリン」という文章が
スタイリッシュかつキュートな描き文字で書かれていたに違いないのですが、
僕には、それぞれの単語の位置からして、
どうしても「おいしいようなプリンとろける」としか接続できなかったので、
それはどうだろう、と思いました。
食べてない。これだと書いた人食べてない。
「美味しいかもしれなかったのに残念ながらとろけてしまった」と取れてしまう。
なんか言い知れぬ悲しみと喪失感を抱いてしまう。
あるいはむしろ、言語感覚が無くなるぐらい美味しい、と取ることもできるけど、
それはそれでやっぱりどうだろう、という感情が先に立つ。
そういう意味合いの「言葉にできない美味しさ」は怖い。食べられない。


5月30日   Gelatinization Properties

気だるい感じ。


なんだか力が足りてないような気分だ、
こういうときは白い米を食うに限る、たらふく食って元気を取り戻すに限る、
なにしろ白い米は僕を裏切らない、ということで
まず茶碗を用意しようとしたのですが、
前回使ったときうっかり水に浸けるのを忘れていたため
カリッカリのカッチカチになったごはん粒の破片がくっついてて、
洗い落とそうと擦ったところそいつで軽く指を切ってテンションが急落したので、
大変にショックを受けた次第なのです。
米によりむしろ元気を失ったうえ
そもそも絶対裏切らないはずの米に裏切られ傷付けられた、ということになるもの。
元々弱り目のところにこれは、精神的な喪失感たるや半端ではないもの。
ブルータスさんに裏切られたシーザーさんの気持ちがわかるもの。
その程度でわかった気になるな、とシーザーさん怒ってくるだろうし、
俺をごはん粒と一緒にするな、とブルータスさんも怒ってくるだろうけど、
いやいやわかるわかる、お二人の気持ち僕どっちもわかる、と言うしかないもの。
一番うっとおしいタイプの第三者になるしかないもの。
テンション下がってやる気を失った僕にできることはそれぐらいしかないもの。


5月29日   A Big Pictogram

象形文字そういうの多い。


「人という字は、2人の人が支え合ってできている」という
お決まりのフレーズがありますけれども、
改めて見ると随分とアクロバティックな体勢で支え合ってるよな、
どっちが得とか損とかじゃなく、二人とも無理してる感があるよな、
なんでこんな成り立ちになってるんだろうな、と
なんとなく気になったので、調べてみたのです。

そしたら、そもそも「人」は2人の人が協力しているわけではなく、
1人の人が腕を前に突き出したところを象った文字なのだ、
そっちの説のほうがはるかに有力なのだ、という事実がわかり、
うわーそうだったのかー、知らなかったなー、
まあでもそうだよなー、何で協力のほうの由来が
こんなにも人口に膾炙したのか知らないけど、
普通に考えてアクロバティックな状態を字にしないよなー、と思ったのですが、
続けて、2人の人が協力しているところを字にしたのは「友」だ、
というようなことが書いてあったため、
2人の人間が何をどうしたらそういう形になるんだ、
いくつか可能性を考えてみたけど、こっちのがよほどアクロバティックなうえ
まったく友情っぽく見えないじゃないか、
むしろ「人」よりはるかにどっちかの負担が大きそうじゃないか、と、
なんかよくわからなくなったので調査を終了したのです。


5月28日   Vital Charge

仕組みはわかりました。


詰め替え用のインスタントコーヒーで、あの最近話題の、筒状になってて
空き瓶の口にセットして一気にザーッと詰め替えられるのがございますでしょう。
いわゆる「チャージタイプ」「カートリッジタイプ」と呼ばれるやつですけども、
このエコブーム全盛のご時世、ちょっとでもゴミを減らそうじゃないかと
詰め替え用という詰め替え用がペラペラの袋へ傾く中、
あえてゴツい作りで、あえて紙とプラスチックを両方使ってまで
あのようなタイプのものを作るのにこだわった、というのは、
やはり、今までのやり方だとこぼしたりモタついたりしてしまう
いわば愚かな部類に入る消費者のことまで徹底的に考えたからだ、と
僕は勝手に推察するわけなのです。
極力こぼれぬよう、極力手間がかからぬようにするにはどうしたらいいか、
どんな人でも簡単かつ確実に詰め替えられるようにするにはどうしたらいいか、
という部分を徹底的に追求したからああなったに違いないのであり、
この、ただの経費節減がエコの名の下で大手を振ってまかり通っている中、
あれこそが非常に消費者の立場に立った、
非常に好感が持てるナイス商品なのだと言えましょう。
個人的にメーカーさんに大いなる敬意を表したいと考える次第です。
よく考えてくれた。よく今こういうものを出してくれた。よく頑張った。

ただ一個残念なのは、瓶にセットせず普通に開けて、
どういう仕組みになってるのか確認してみようとする、
僕のような種類の愚か者の存在を忘れている点です。
こういうことをするとそんじょそこらの袋よりはるかに詰め替えにくくなるので、
そんな好奇心旺盛な愚か者にも対応した、
さらなる優秀な商品の開発を期待したいと思います。もっと頑張れ。


5月27日   The Best Selection

割れば良かったのか。


スーパーで、3種類が1個ずつ入っていると名高い
おにぎりのパックを買ってきまして、
これはもう買う瞬間から、僕は絶対にまず梅を食うんだ、
それからツナマヨを食って、最後にタラコを食うんだ、
断固そういう順番で食いたい気分なんだ、という
固い決意を持って手に入れてきたものだったのですけれども、
何も考えずパックから全て取り出してしまった結果、
全く同じ外観で3つ並んでいる、どれが梅でどれが何なのか
さっぱり分からなくなってしまって、
おそらくはパックに書いてある順番に並んでいたのでしょうが、
出してしまった以上それももう判別つかない、ということで、
これはもう仕方ない、僕の天賦のカンに賭けるしかない、
これが梅だ、僕にはわかる、間違いなくそうだ、
こいつから食うのが正解だ、と勢いよくかぶりついたら
完全にタラコだったのでガッカリしたのですけれども、
とりあえず、タラコのおにぎりを梅と同じ勢いでかじるとすごいこぼれる、
ということが判明したので、当方はその事実をここに報告しておくものであります。


5月26日   Crimson Swallow

雀孝行より。


例年通り、今年も我がアパートの駐輪場へツバメがやってきて
天井に巣を作っておるわけなのですけれども、
どうやら今年のツバメは、不器用というか、
巣を作るのが今までのものに比べやや下手っぴいであるようで、
目下、土やら草やらをボロボロ地面に絶賛こぼしまくりであるのが現状です。
そのため昨日から巣の真下に、大きな袋がシート代わりに敷かれ、
そこに住人が自転車などを停めて汚されないよう、
また後々お掃除がしやすいよう、工夫が為されているのです。
おそらくは管理会社さんによるものでしょうが、ナイス気遣い。
ツバメも巣も保護しつつ、住民の被害も防いで、ナイス気遣い。

ただ個人的には、その袋に「米や麦など穀物に使う肥料であるぞ」と
デカデカと書いてあるのが、若干気を遣えてないな、と思う次第です。
だってツバメ五穀食べられない。
親の死に目のとき呑気にメイクアップしてたから、
スズメと違って五穀食べたくても虫しか食べられない。
なのにそんな文字列見せたら、ツバメがイーッてなって
よけい散らかす可能性がある。「何のあてつけかー」ってなる可能性がある。


5月25日   Bio Hazard in Daily Life

笑いどころだと理解してもらえるとは思えない。


数ヶ月前に結構なニュースになったらしくて、
だからご存知の方も多いかもしれなくて、
でも当方は最近知って非常に驚いたので
言いたくてたまらなくて言うのですけれども、
あれですね、今夏から放送開始となる「水戸黄門」の新シリーズにおいて、
林家三平師匠演じる「ちゃっかり八兵衛」なるキャラクターが登場し、
黄門様一行の旅に同道することが決まっているのだそうですね。

お馴染みの高橋元太郎さん演じる「うっかり八兵衛」が
マイナーチェンジをした、というわけではなく、
実際、うっかり八兵衛と作中で共演することも予定されているらしい
完全な新キャラクターなのだそうですが、
何と申しましょうか、「ちゃっかり八兵衛」だなんて、
我々も一度は考えたことのあるような、
「○○八兵衛」大喜利で必ず出てくるようなフレーズではありませんか。
ネガティブ思考のがっかり八兵衛や、むしろ頼りになるしっかり八兵衛、
実は偽者のそっくり八兵衛や、もう本物と見分けのつかないすっかり八兵衛、
いっぱいいるどっさり八兵衛や、関西風の調理法で作られているあっさり八兵衛、
などといったものに並ぶ、お決まりのボケパターンではありませんか。
まさか実現するとは、まさか本家ドラマに登場することになるとは、
ボケていた誰も想像しえなかったに相違ありません。
しかし、ということは、今後もまたそのような大喜利っぽいラインナップの中から
新しい○○八兵衛が出てくる、という可能性もあるわけで、
それは今のうちから予想しておくと当たったとき楽しいに違いないのです。
ここは一つ、僕も考えてみることにするのです。

予想し始めたら、ぐったり八兵衛、ぽっくり八衛衛、べっとり八兵衛、の
三つが真っ先に出てきてしまったので、やっぱりやめておくことにするのです。
三つ揃ったことで完全にお亡くなりになっている。それどころか腐敗している。
ドロドロのゾンビが、別に戦うでも何でもなくただただ旅についてくる、というのも
それはそれで面白い気はするけど、
さすがにゴールデンタイムのお年寄りに見せられるものではない。
お食事時に気持ち悪いし、シュールすぎるので見せられるものではない。


5月24日   Wear the Shoe If It Fits

苦労をかける。


ちょっと靴ズレしてしまったのですけれども、
別に、靴を新調したわけでもなければ、
無闇やたらに歩き回ったという事実もございませんで、
何を僕の身体は違和感感じることがあるのか、
なぜいきなりこんなズレることがあるのか、と
幾分不思議に思っている次第なのです。
ズレる理由が無いではないか。
まさか、僕の靴や靴下のセンスがズレているから
ついでに皮膚もズレてしまった、なんてことはないだろう。
そんな馬鹿な話は無いだろう。
何だ。何が原因だ。

考えた結果、あまりのナンセンスに身体が耐え切れなくなり憤死した、という、
先述のがあながち遠くない、まさかでもない感じの結論しか出なかったので、
もしそうならすまない、と思いました。
無理を強いてすまない。
あと馬鹿とか言ってすまない。
あと今後もたぶん直らないし、というか直し方がわからないからすまない。


5月23日   We Shall Judge

穴を見つけた。


テレビの通販番組を見ていたところ、
短時間で楽にシェイプアップできる、というような商品が紹介されていて、
そのアオリVTRに、恰幅のいいマダムが登場し、
ソファに寝そべってテレビを見ながらお菓子をむさぼり食って
「また太っちゃったかしら、でも運動するのは面倒なのよね」と呟く、みたいな、
「そこでこの商品!」と繋ぐためのシーンがあったのですけれども、
よく見ると、そのマダムが食べていたお菓子は、
ちゃんと紙を敷いた器にキレイに盛り付けられていたので、
僕は「異議あり!」と思いました。
彼女は非常に勤勉な性格の人だ。
家で、一人で、寝っ転がった状態で食うような菓子に
あんなふうにお客用と見紛うほどの一手間をかける人が
美に対して「面倒だ」なんて意識を持っているとは考えにくい。
あの証言は強要されたものだ。彼女の本意ではないはずだ。


5月22日   Mask Data

逆援助。


新型インフルエンザの話題でもちきりでございまして、
特にマスクに関しては、全国どこへ行っても売り切ればっかりだ、
入荷次第完売だ予約だえらいことだ、ということらしいのですけれども、
当方といたしましては、そもそもここ魔都金沢では
今のところ感染者が確認されていないこと、
駅や繁華街など人が多い場所に行く予定が取り立てて無いこと、
あるいは、そもそもマスクって予防には屁の役にも立たんらしい、
あれは感染者自身が唾液とかを飛ばして迷惑かけないためのものらしい、と
嘘か本当かわからない情報を聞きかじっていること、などの理由により
今のところ「マスクなど買ってみよう」と思い立っていないため、
実際にドラッグストアを覗きに行くこともございませんで、
現在マスクがそんな貴重品に成り果てている、という事実に
あまり実感が湧いていないのです。
冷静、というよりは単純に危機管理意識が足りてない気がして、
自分でも、これではいけないのかもしれない、と思っているのですが、なかなか。

唯一、出会い系スパムで
「マスクあげるからいいことしましょう」という内容のものが来たときは
その「貴重であるぞ」っぷりをちょっとだけ実感したのですが、
残念ながら「それはどうだろう」という感情が先に立ったため、
僕の危機管理意識を揺さぶるまでには至らなかったのです。
逆にもう面白いから。
たぶんだけど、いよいよとなってもそんなマスク欲しくない気がするから。
効かなそうどころか何か違う病気になりそうだから。


5月21日   The Three Wishes

アメリカンジョーク的に言うと。


適当にあしらわれる、とか、フられる、という意味合いで使う
「袖にされる」という表現に、
大きな違和感と憤りを感じる次第であります。
だっていいことですもの。
「袖」をそんな悪い意味で使ってはいけないですもの。
むしろ反対、冷たく跳ね返すものじゃなく暖かく柔らかに包み込む存在ですもの。
そんなのになれるなら、仮にすげなく扱われてもそのぶんはチャラであり、
というより「美女に告白したが袖にされた」という場合、
ある種恋人になるよりも美女に肉迫できるわけですから、
願ったりかなったりであるはずでしょう。
「袖にするぞ」と言われたら「是非そうしてくれ」と返すのが正解に相違なく、
それが真理、言葉を額面通りに捉えればそうとしか取れないはずなのです。

たぶん僕みたいなのが、ランプの精とかに
高級ホテルの女子トイレのウォシュレットにされるのだと思います。


5月20日   Swimming It

おねしょしなかったのが救い。


ゆうべ、お腹の調子があまりよろしくなかったので、
どうしたことか、熱も他の症状も無いから
たぶん病気ではないだろうけど何だろうか、
晩御飯食べ過ぎたろうか、そうかもしれないな、
ちょっと苦しいな、ああそうだ、こういうときは、
身体の右側を下にして寝るといい、って聞いたことあるな、
なんか胃だか腸だかの出口がそっちにあるから、
その方向を下にすれば流れがスムーズになって楽になる、みたいなことだよな、
ホントかな、まあいいや、やって損はないや、
溺れるものはワラをも掴むとはこのことだ、
いわゆるプラシーボ効果ということもあるし、
強く信じればきっと実現もするだろうさ、僕は信じるぞ、ということで
そのようにして寝てみたところ、
普段は左を下にして寝ているので不自然な体勢だったからでしょうか、
完全に溺れる夢を見たので「そっちの実現は願ってないです」と思いました。


5月19日   Chop and Roll

メインが調味料のほうに引っ張られてどうする。


豚肉をケチャップ味で調理した「ポークチャップ」という料理に関して、
当方はかねがね、「ポーク+ケチャップ」なら「ケ」はどこへ消えたんだ、
若者言葉か、今流行りの○抜き言葉か、
「ら」だけでなく「け」まで略してしまうというのか、
全く最近の若者はなっとらん、ちょっと流行り言葉ができると
すぐに流されて我も我もと使ってしまう、
そんな主体性が無いことではいかん、
頑張れ、若者頑張れ、かつての日本男児のようになれ、
質実剛健な若武者のようになれ、現代の若者よ蘇れ、と思っていたのです。

そしたら最近、あれはもともとは「チャップ」ではなく
骨付きロース肉の別称である「チョップ」であり、
つまり豚の骨付き肉料理全般を指していた「ポークチョップ」が、
ケチャップ味が主流になるにつれその語感に引っ張られ
いつの間にか「チャップ」で定着してしまった、
というような語源による名前だと知るに至ったので、
若者を責めるのは言い掛かりだった、申し訳なかった、
主体性が無いのは若者ではなく骨付きロース肉のほうだった、と思ったのです。
頑張れ。骨付き肉頑張れ。蘇れ。(ゾンビ的なことになるので蘇らなくていいです)


5月18日   Near Earth Asteroid Rendezvous

わりと地球に近いとこにある小惑星の名前です。


Wikipediaにおいて、ページを読み、
その説明文の中に気になった単語があったら
そのリンクをクリックして飛んで、読み、そこからまた飛び、というような、
あっという間に予定以上の時間が過ぎることでお馴染みの
魔の暇潰しに勤しんでいたのですが、
最初、なんかちょっとエロいというかシモネタ系のページから始めたはずなのに
いつの間にか宇宙や天体に関係するページに来ていて、
なんという繋がりっぷりであろうか、
最初読んでたとことは格調から何から全く違うではないか、
思えば遠くへ来たものだ、と思ったのです。

でも直後、小惑星探査機のページに行ったところ、
「エロスを探査した」「エロスの大きさを調べた」
「エロスの起伏に富んだ地表の画像を撮影した」
というような記述がいっぱい出てきたので、
別に遠くなかった、カテゴリとしては一緒だった、
むしろこっちの書き方のほうがなぜかよりエロく感じるほどだ、と思ったのです。


5月17日   For Conscious Evolution

全部僕のせい。


某無印の某良品のTシャツなんかがそうですけども、
最近、背中側の首元にタグがついておらず
シャツそのものの内側に情報が印刷されているものを多く見るようになり、
あのタグのチクチクが非常に気になるタチであった、
よほどのときは切り取ってしまってさえいた、
そんな当方といたしましては、大いに喜んでいる次第なのです。
主に、切るとたいてい切り口が余計チクチクしたので。
あと洗濯の仕方とかもわからなくなってたので。
不快なうえ、そうして自らの愚かさを再確認させられるものでもあったので。
それが無くなるこの流れは、是非主流になるよう、応援して参りたい所存です。

でも、シャツを着るときはとりあえず裾から頭を入れてしまい、
それから改めて後ろ前を確認するのが常だったのが、
タグがないとそれが簡単にはわからず、
無防備かつアホみたいな格好でオロオロするハメに陥ることがわかったので、
やっぱり主流じゃなくてもいいかもしれない、
多くて半々ぐらいでいいかもしれない、と思い直すのです。
どっちにしても自らの愚かさを再確認させられるので。結果同じなので。


5月16日   Flexible Printed

安いのしか食ってないせいだもの。


柔軟に、とか、臨機応変に、とかいう意味合いで使う
「弾力的」という言い回しに、個人的に違和感を禁じえません。
だって、カタそうだ。
どっちかというと柔軟の真逆なイメージだ。
いわゆるゴムみたいなもののように、融通が利いてフレキシブルで
ある程度の歪みも吸収できる、ということからこの使われ方があるんだろうけど、
それよりは、たとえばわかりやすく食べ物で言うと、
簡単に噛み切れないとか、とろけたりサクッと噛めたりはせず
なんかむぎゅむぎゅしてるとかそういうイメージで、
丈夫で肉厚でちょっとやそっとの攻撃など跳ね返す、というのを指して
僕は「弾力」なる言葉を捉えてしまうからだ。

で、ここで、たとえばどういう食べ物か、を例示しようとしたとき
真っ先に出てきたのが「肉」だったので、
もうこの話はやめておこうと思います。
僕の貧困さが際立つだけだもの。
語彙も食生活も何もかも貧困なのがバレるだけだもの。
もっとイカとかあるはずで、肉は何だったら
柔らかいものにカテゴライズされるはずのものだもの。普通たぶんそうだもの。



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