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呼吸器・循環器・消化器系

≪潰瘍性大腸炎≫
●若年中心に発症、再発多い―激しい下痢や腹痛・潰瘍性大腸炎―
潰瘍性大腸炎は大腸表面の粘膜に炎症や潰瘍、ただれができる病気。
食事の欧米化とともに年々増加しており、主な症状は血便、下痢、腹痛、発熱など。
便は出血を伴わない場合もある。厄介なのは、再発が多いこと。
治療しいったん症状が消え、予防のための薬物療法を続けていても、
数ヶ月から数年後に再び症状が出現することが多く、
症状が現れる活動期と一時的に治まる緩解期を繰り返す。
あらゆる治療に反応せず、全大腸を切除せざるを得ない重症者もいる。
10、20歳代の若年層で発症することが多く、
新学、就職、結婚、出産などへの影響も多いという。
治療の基本は薬物療法。中等症以上の場合は一般にステロイドが使われる。
重症例には免疫抑制剤も試みられるが、それでもよくならなければ
大腸の全摘出手術が行われる。
気がかりなのは、大腸がんの併発。
大腸の粘膜に何度も炎症を繰り返すことでがんになりやすい。
            ―中日新聞2006年9月8日より、抜粋―