ジリオラ・チンクェッティ (Gigliola Cinquetti 1947〜) 

    
「雨」はよくラジオから流れてきて、カンツォーネとサンレモという言葉を覚えたのがこの曲でした。2002年春頃、トヨタ自動車「ビッツ」のテレビコマーシャルで使われて、再び耳にする機会が多くありました。歌っているのは、イタリアのジリオラ・チンクェッティです。はじめて、僕がファンになった洋楽の歌手です。


1947年12月20日にイタリアのヴェローナに生まれした。1963年にデビューをして、カストロカーロ新人コンテストで優勝しています。翌年の1964年のサンレモ音楽祭に 「夢みる想い」で出場し、優勝しました。まだ、16歳の時で、全く優勝するなんて思ってもみなかったようです。そのときのエピソードが来日時のインタビューに載っていました。


「私は優勝なんて思ってもみなかったし、まだほんの子供でしたから、舞台の下にある楽屋でレコード会社の人に、眠いから早く帰りたい、と言ってたんです。とにかく結果がわかるまではここにいなければいけない、と言われたのでトランプをして遊んでいました。実は、その時、上の舞台では、優勝が私に決まり大騒ぎしていたんです。・・・・・・・・」 (レコードコレクターズ誌上の1993年来日時のインタヴュー記事から抜粋) 


ユーロヴィジョン・ソング・コンテストにも「夢みる想い」で優勝を果たし、この曲はイタリア、フランス、デンマークでチャート1位となるなどヨーロッパ各国で大ヒット。そればかりか、カナダ、アルゼンチン、デンマークでも上位に入り世界的な大ヒットになり、彼女の名前も知られるようになりました。


1965年には 「あこがれはいつも心に」でサンレモ音楽祭に入賞して来日もしています。66年の同音楽祭では「愛は限りなく」で優勝。また、 映画「愛は限りなく」に主演。67年にも映画「 Testadirapa 」(おろか者)に主演しました。 夏のディスク・フェスティヴァルでは「ローザ・ネーラ」で2位に入ってます。68年は「夕べのしあわせ」でサンレモに入賞、夏のディスク・フェスティヴァルでは 「ペンシルヴァニアの男」で第12位になりました。68年は活躍が目立ち、テレビのミュージカル「Addio giovinezza 」(さらば青春よ)に主演しています。(共演はニーノ・カステルオーヴォ)


69年には「雨」で サンレモ音楽祭入賞、アップテンポのポップス系統へ曲の傾向が変わってきました。 夏のディスク・フェスティヴァルでは「消え去る想い」で6位に入っています。よく70年は「ロマンティコ・ブルース」 でサンレモに出場するとともに来日(万国博へ出演)しています。71年のサンレモ音楽祭に「薔薇のことづけ」で入賞、72年同音楽祭に「恋よまわれ」で入賞、73年同音楽祭に「ふしぎな気持ち」で出場と活動は続けていましたが、79年に結婚して第一線をしりぞきました。


家庭も一段落したのか、85年になってサンレモ音楽祭へ出場し「愛と呼ぶの」で3位に入りました。ただ活動は断続的だったようで、本格的な復活は、89年の同音楽祭への出場からで、「チャオ」を歌っています。91年には復帰後初のアルバム「 Tuttintorno 」を出し、93年には15年ぶりに来日コンサートを開催しています。95年にも「 Giovane vecchio cuore 」でサンレモに出場しています。

ベスト・オブ・ジリオラ・チンクェッティ
AMCE-528 CD

ヒット曲を網羅した日本盤CDです。詳しい解説に原詞と訳詞が載っています。手に入れやすいものですから、まずはこのアルバムから。
曲目/PERSONNEL
1.雨
2.ナポリは恋人
3.あこがれはいつも心に
4.ローザ・ネーラ
5.はじめてのキッス
6.夢みる想い
7.消え去る想い
8.アネマ・エコーレ
9.愛は限りなく
10.ズン・ズン・ズン
11.花咲く丘に涙して
12.つばめのように
13.薔薇のことづけ
14.太陽のとびら

愛は限りなく ジリオラ・チンクエッティ・ライブ・イン・東京’93
KING KICP 352/3 CD2枚組

93年のコンサートをほとんど丸ごと収録したもの。成熟したジリオラが聴け、編曲もあらなたものがほどこされ優れたもので、手に入れたいアルバム。しかも、歌詞とその対訳付で、親切なつくりのCDです。ヒット曲と新しい歌も入れていて、改めて彼女の魅力に気づかされます。
曲目/PERSONNEL
1.夢みる想い
2.ビバ・イタリア
3.青い岸辺
4.愛とよぶの
5.過ぎ行く人生
6.人生を追いかけて
7.太陽のとびら
8.星の夜に
9.輝く女
10.恋よまわれ
11.チャオ
1.バガボンドの月
2.嵐が来る前に
3.ジャズの星のもとで
4.水の上
5.心の師
6.愛は限りなく
7.五月の香り
8.雨
9.日曜はミサに
10.あなたが望むなら
11.ラ・スパニョラ
12.アネマ・エコーレ
MIMMO LOCASCIULLI (P) STEFANO SENESI (SYNTHESIZER) MASSIMO BUZZI (DS) MASSIMO FUMANTI (G) GREG COHEN (B) CRISTINO ORSI (CHORUS)

I SUCCESSI
D.V.MORE CDDV 6373 CD



曲目/PERSONNEL
1.CHIAMALO AMORE
2.
ALLE PORTE DEL DOLE
3.
NON HO L'ETA
4.
LA ROSA NERA
5.
DIO COME TI AMO
6.LA BOHEME
7.
QUELLI DELLA MIA ETA.
8.
LA PIOGGIA
9.
GIOVANE VECCHIO CUORE
10.
E TIVENGO A CERCARE

雨/ジリオラ・チンクェッティ ゴールデン・プライズ
P 11(1969) LP

以下は僕のもっているLPです。ほかにもありますが、日本でたくさんのLPがだされるのですから、彼女の人気がいかに高かったかがわかります。
曲目/PERSONNEL
(A) 雨/ナポリは恋人/あこがれはいつも心に/ローザ・ネーラ/悲しき天使/夕べのしあわせ/はじめてのキッス (B) 夢みる想い/愛の花咲くとき/消え去る想い/アネマ・エコーレ/家へは帰れない/愛はすぐそこに/愛は限りなく 

悲しき天使
SR 249(1969) LP
曲目/PERSONNEL
(A) 悲しき天使/ペンシルヴァニアの男/チム・チム・チェリー/落葉の恋/私から/去った後で/夕べの幸せ  (B) 愛の花咲くとき/つばめのように/マルセリーノの歌/小さな町/ミリー/ビビディ・バビディ・ブー/ピノキオへの手紙

チンクェッティのおとぎ話
GP 28 (1970/11)
曲目/PERSONNEL
(A) ビビディ・バビディ・ブー/スーパーカリフらジリスティック/ひとさじのお砂糖/チム・チム・チェリー/美しき夜/ピノキオへの手紙 (B) いつか王子様が/ハイ・ホー/口笛吹いて精だして/三匹の子ぶた/指は五つ/マルセリーの歌

ジリオラ・チンクェッティ MAX20(2枚組)
MAX-2(1971)
曲目/PERSONNEL
(曲目省略)

薔薇のことづけ
SR 646(1971/6)
曲目/PERSONNEL
(A) 薔薇のことづけ/コンドルは飛んで行く/白いバラ/日曜はミサに/春の祭りの日/あこがれの君/消えたよろこび  (B) ロマンティコ・ブルース/愛を運ぶ風(フランス語)/ 愛の小路(フランス語)/リヴァプール/夢にのって/羊飼いの少女/愛はひととき 

風によせて/ジリオラ・チンクエッティ・ゴールデン・プライズ VOL.2
GP 72(1972)
曲目/PERSONNEL
(A) 風によせて/白いバラ/愛はさだめ/日曜はミサに/涙の小道/恋すれば/薔薇のことづけ (B) 薔薇のことづけ(日本語)/雨(日本語)/コンドルは飛んで行く/そよ風の詩/私の心を打たないで/落ち葉の恋/消えたよろこび

恋よまわれ  チンクェッティ日本語で歌う
GP 92(1972)
曲目/PERSONNEL
(A) 恋よまわれ/薔薇のことづけ/鏡/愛を運ぶ風/眠られる夜/カンタ・バンビーノ (B) 雨/つばめのように/愛の花咲くとき/落葉の恋/春の祭りの日/愛は限りなく  

チンクェッティ・リサイタル・イン・ジャパン
GP 308(1973/1)
曲目/PERSONNEL
(A) 雨/アネマ・エコーレ/つばめのように/春風はどこに/三人姉妹/日曜はミサに/さくら  (B)落葉の恋/恋よまわれ/愛の花咲くとき/愛は限りなく/セーヌの恋人/しゃれこーべの歌〜ローマよ今夜はふざけないで〜チャオ・ベラ・チャオ(三曲メドレー)

太陽のとびら/ジリオラ・チンクエッティ・ゴールデン・プライズ
GP 335(1974)
曲目/PERSONNEL
(A) 太陽のとびら/夢はめぐり来て/ふしぎな気持ち/すみれの涙/ミスター・チップス/日曜はミサに/山で恋して (B) 恋よまわれ/カンタ・バンビーノ/つばめのように/愛は虚しく/夢に消えた子守歌/ミカエラ(鉱山)/小雨降る径

ヴェローナに想う
GP 388(1975)
曲目/PERSONNEL
(A) つた/飾られたファンタジー/詩人とバガボンド/不思議な気持ち/太陽のとびら/愛する今(And I Love You So)/行かないで

(B) 瞳だけが泣いている/夢はめぐり来て/ヴェローナに想う/想い出のしずく(マリアの歌)/ラムとコカコーラ/夢みる想い(This is my Prayer , NON HO L'ETA')


ジリオラの”忘れな草”
GP 404(1976)
曲目/PERSONNEL
(A)アッフォーリ・バンドの鼓手/草原の花/ピノキオへの手紙/ペンシルヴァニア・ポルカ/ファンタジーNo.1/忘れな草 (B)愛はさだめ/オー・チンチラ/マリオネット/ファンタジーNo.2/バイ・バイ・ミセス・ジョーンズ/ヴィッジュの消防夫

@ シングル盤     キングレコードからの発売。他にある可能性もあります。ジャケ写真がないのは、WANT中のものです。  
記号・発売年 ジャケット 曲  名 備 考
HIT-1038
(1964/4)
夢みる想い 
Non Ho L'eta' (Per Amarti)

ステキなボーイ
Sei Un Bravo Ragazzo

彼女の日本デビュー曲。直訳すると「あなたを愛するのには若すぎる」という意味だそうですが、可憐な歌いかたです。ステキなボーイ は少しアップテンポです。 
HIT-1077
(1964/6)
夢みる想い(日本語)

瞳にいっぱいの涙
Penso Alle Cose Perdute

「夢みる想い」は、あらかは・ひろしさんの訳詞。イタリア現地録音だそうですが、上手な日本語です。「瞳にいっぱいの涙」は、「夢みる想い」の先に出したデビュー曲です。 
HIT-1094
(1964/7)
はじめてのキッス
Il Primo Bacio Che Daro

涙を見せずに 
Non E Niente Lasciami Stare

このEPは僕のお宝ものです。曲がいいだけでなく、歌詞カードが素晴らしい。全体の配色と写真が魅力的です。いづれの曲も思春期の気持ちを歌ったものです。
HIT-1106(1964/9) イタリーでこんにちは
L'ltalano

やさしい恋人
La Tendrese 

「イタリーでこんにちは」はモーリス・シュバリエとのデュエットで、イタリア語を相手に教えているという内容です。
HIT-1138
(1964/11)
愛はすぐそこに
Caro Come Te

しあわせは橋の 
Quanno Passo il Ponte Con Te

「愛はすぐそこに」は、あなたのようにいとしい、あなたのように美しい、あなただけを見ているという内容。「しあわせは橋の上」はジョルジュ・ブラッサンスの曲でシャンソン調
HIT-1161
(1965/1)
ナポリは恋人 
Napoli, Fortuna Mia

ひとりぼっちの夜
Prima O Poi Telefornerai

「ナポリは恋人」は、「アリベルチ・ローマ」を作曲したレナート・ラシェルの作品でナポリ賛歌。「ひとりぼっちの夜」は、ボーフレンドに会いに行けなかった少女が彼からの電話を待っているという内容。
HIT-1187(1965/3) あこがれはいつも心に
Ho Bisogno Di Vederti

淋しいめざめ  
Quando Vedo Che Tutti Si Amano

コニー・フランシスと組んで出場した第15回サンレモ入賞曲。凝ったつくりのジャケットです。「淋しいめざめ」は、原題は「すべての人が愛し合っているのを見る時」という意味だそうです。
HIT-1249
(1965/8)
バルバブル Barbablu  

グラツェエ! アモーレ
Grazie, Amore 

バルバブルは「青ひげ」という意味で浮気者の男性のことです。私の大好きな青ひげさん、他の女の子には手を出さないでという内容。グラツィエ・アモールは、いとしい人ありがとう。わたしのいえるのはただありがとうというだけという大意。
HIT-1323
(1966/3)
愛は限りなく
Dio, Come Te Amo

青春に生きる 
Nessuno Mi Puo Giudicare

「愛は限りなく」は第16回サンレモの優勝曲です。ヴォラーレを作ったドメニコ・モドゥーニョの作詞作曲。「空を横切って海の方へ向かう雲はまるで私たちの恋を祝福している〜」という内容。
HIT-1361
(1966/7)
愛は限りなく(日本語)  

はじめてのキッス Il Primo Bacio Che Daro   

日本語の歌詞は音羽たかしさんによるものです。はじめてのキッスは、日本では既にEPが出てました。モンティ・アルドゥイーニという元カンツォーネ歌手の作で、ゆったりしたイタリアらしい曲です。
HIT-1405
(1967/1)
 − 愛のうぐいす L'usignolo
雨が降る Peccato
 ー
HIT-1451
(1967/7)
 − ローザ・ネーラ La Rosa Nera
恋する心   Ho Il Cuore Tenero
 ー
HIT-1514
(1968/3)
夕べのしあわせ
Sera                     

愛の花咲くとき
Quando Minnamoro

いずれも1968年サンレモ入賞曲。夕べのしあわせは、美しい愛の歌でジリオラ本人が歌いました。愛の花咲くときは、華やいだ曲で、パンゼリのチームが書いてます。サンレモで歌ったのは、アンナ・イデンティチです。
HIT-1537
(1968/8)
ペンシルヴァニアの男
Giuseppe In Pennsylvania

落葉の恋 
Come Una Foglia
「ペンシルヴァニアの男」は、パーチョとパンゼリにより書かれた新作です。曲調は軽快で、詞は恋人が帰るのを待ちわびる内容です。「落葉の恋」は、70年にA面で発売されます。
HIT-1572
(1968/12)
悲しき天使 
Those Were The Days 

ピノキオへの手紙  Carissimo Pinocchio
悲しき天使は、メリー・ホプキンのヒット曲のカヴァーです。B面は子供のためのフェスティヴァル「ゼッキーノ・ドーロ」の1961年の入賞曲で、ヒットしました。ピノキオのおとぎ話を題材にした明るい歌です。
HIT-1613
(1969/3)
雨 La Pioggia

愛の詩 
Quando L'amore Diventa Poesia

第19回サンレモの入賞曲。フランス・ギャルとコンビを組みました。雨なんて平気、あなたに見つめられていれば、雨なんかない。灰色の空もブルーになるといった内容。「愛の詩」は、マッシーモ・ラニエリの歌唱。
HIT-1638
(1969/6)
雨(日本語)

愛の太陽

柴野未知訳詞による日本語盤です。ジャケットもおしゃれですね。「愛の太陽」はブラスなども入った伴奏によるボッサ・タッチのもの。彼女のソフトな歌声にあった佳曲です。
HIT-1666
(1969)
ズン・ズン・ズン
Zum Zum Zum

消え去る想い 
Il Treno Dell'amore

夢で聞いたあのメロディーは、大勢の人が口づさめるメロディーに違いないといった詞。「消え去る想い」は、69年の夏のディスク・フェスティヴァル6位。私たちの愛はどうなるのと歌うB面のほうが印象に残ってます。
HIT-1705
(1969)
落葉の恋 
Come Una Foglia

鏡  Lo Specchio

私は木の葉のよう、枝から落ちて誰かを待っている。あなたがあなたと一緒に私をとってくれなければ時と共に私は果てるでしょうといった歌詞。スローテンポでストリングスの伴奏もいい。「鏡」は一転してアップテンポ
HIT-1740
(1970)
ロマンティコ・ブルース     Romantico Blues

めざめ  Risveglo

ボビー・ソロと組んだ第20回サンレモの入賞曲。ブルースとなってますが、ワルツ。「めざめ」はいとしい人が帰ってくるという電報を受け取った喜びを歌ったもの。このEPは万国博来日記念盤です。
HIT-1793
(1970/9)
つばめのように
Volano Le Rondini

愛はひととき  
Solo Un Momento D'more

「つばめのように」はパーチョとパンゼリのコンビによる、ドラムの音もはっきりと出てきて、リズムを強調した曲。自由に空を思いをはせて飛びなさいと。「愛はひととき」は対照的にスローバラード。
HIT-1833
(1970/12)
コンドルは飛んで行く 
Il Condor

愛の花咲くとき 
Quando M'innamoro

コンドルの方は、サイモンとガーファンクルのカバー。元は、ペルーに伝わる古謡。「愛の花咲くとき」のほうが彼女の歌声にはあっている。
HIT-1833
(1971/4)
薔薇のことづけ  
 Rose Nel Buio

日曜はミサに 
 La Domenica Andando Alla Messa

1971年のサンレモの入賞曲で、レイ・コニフシンガーズと組んで歌った曲。「つばめのように」と同じくパーチェ、パンゼリとピラートの共作。終わりの方が魅力的。「日曜はミサに」は、ワルツタイムで古くからある曲
HIT-1920
(1971/8)
薔薇のことづけ(日本語)

愛は限りなく(日本語)

薔薇のことづけは柴野未知さんの作詞で、さっそく吹き込まれたものでしょう。愛は限りなくは音羽たかしさんの作詞で、前にでてます。
HIT-1924
(1971/9)
白いバラ 
Lady D'arbanville

羊飼の少女 La Pastora

「白いバラ」は、原曲は「レディ・ターバンヴィル」でアメリカのキャット・スティーヴンスの作品。「羊飼の少女」はイタリア山岳地帯の民謡としてよく知られていて、狼に気をつけなさいといった歌詞
HIT-1924
(1972/1)
風によせて 
Amarte E Poi Morire

落葉の恋  
Tardi (Come Una Foglia)

兵士になって戦争に行ってしまった恋人を想っている歌詞です。この見本盤のラベル印刷を見ると、最初「風への贈りもの」というタイトルで発売しようとしていたようです。「落葉の恋」はギターだけの伴奏で歌っていて感動しました。
HIT-1924
(1972/4)
恋よまわれ  Gira L'amore

愛はさだめ Fatalita

1972年サンレモの入賞曲。パーチェとバンゼリの作品で、たいへんリズミカルで楽しい曲です。「愛はさだめ」もサンレモ用に作られた曲で結局使われなかったわけですが、悪い作品とは思えません。
HIT-2055
(1972/9)
鏡 Lo Specchio

恋よまわれ(日本語)

来日記念盤です。「恋よまわれ」は、福田一三さんの訳詞で歌われています。元々この曲は日本語にあっている曲調ではないでしょうか。
HIT-2076
(1973/1)
カンタ・バンビーノ(日本語)

春風はどこに
Tu Balli Sul Mio Cuore

カンタ・バンビーノは、子供達のバックコーラスつきで、初恋の頃の気持ちをうたった歌詞。春風はどこには、第8回ヴェネチア音楽祭参加曲でジリオラが歌った躍動的な新曲。
HIT-2124
(1974/2)
太陽のとびら 
Alle Porte Del Sole

しじゅうからのタンゴ
Tango Deole Capinere

「太陽のとびら」はカンツォニッシマ1973−1974の優勝曲です。64年のデビュー以来大活躍を続けていて、これは最後の大ヒット曲です。タンゴも何の苦もなく歌いきっています。
HIT-2144
(1974/7)
夢はめぐり来て SI'

すみれの涙
IL PAPPAGALLO VERDE

夢はめぐり来ては、ユーロヴィジョン・ソングコンテスト第2位入賞曲です。美しいメロディで私の好きな曲の一つです。すみれの涙は短い曲ながら、カンツォーネらしい曲想。
CM-99
(1977/12)
街角のシレーヌ(日本語) 

街角のシレーヌ(イタリア語)

オーラの歌声が帰って来た、という記載があり久しぶりのシングル。原曲は孤独をとりあげていますが、日本語詞では街角で出あった二人の恋の行方が歌われています。しっとりとした曲です。
CM-105
(1978/3)
花咲く丘に涙して(イタリア語)

花咲く丘に涙して(日本語)

ウィルマ・ゴイクのヒットにより、カンツォーネのスタンダードになった曲です。ジリオラによるカヴァーで、出来栄えはいいと思いますが、ゴイクの印象が強いですね。


Aコンパクト盤(33回転シングル)  チンクェッティ単独で収録されているもの(判明分)
記号・発売年 ジャケット 曲  名 備 考
17-1018
(1965/2)
愛はすぐそこに、 夢みる想い
ナポリは恋人、はじめてのキッス
全体の色調がピンクでまとめられたコンパクト盤です。これが日本における最初のコンパクトだと思います。
PP-79
(1966/5)
愛は限りなく、夢みる想い、 あこがれはいつも心に、アネマ・エコーレ   「アネマ・エコーレ」は、ナポリ系の名コンビ、マンリオ作詞、デスポジト作曲によるもので、ナポリターナの名曲。「愛は限りなく」で2度目のサンレモ優勝をしたので、急遽発売されたのでしょう。 
PP-95
(1966/8)

愛は限りなく(日本語)、愛はすぐそこに、ナポリは恋人、はじめてのキッス

60年代前半の4曲を収録したもの。この写真はまぶしそうですね。でも印象的です。
PP-95
(1966)
愛は限りなく(日本語)、愛はすぐそこに、ナポリは恋人、はじめてのキッス

上記のコンパクト盤と内容は同じです。しかし、ジャケットが映画版になっています。

PS-23
(1967/10)
ローザ・ネーラ、愛の物語、家へは帰れない、ボエーム なんと言っても、このジャケットに注目です。ザ・シャングリラスのヒット曲「家へは帰れない」をジリオラがレパートリーに入れていたのにはびっくりしました。ポップスの感覚を取り入れたかったのでしょうか。
PS-46
(1968/2)
 − 愛は限りなく、アネマ・エコーレ、夢みる想い、ナポリは恋人  −
PS-105
(1969/2)
愛の花咲くとき、花は枯れて、悲しき天使、ミリー 「悲しき天使」をメインに据えたコンパクト盤です。「花は枯れて」は、詞・曲ともなかなかいい歌です。
PS-143
(1969/7)
雨、つばめのように、 落葉の恋、愛の太陽 大ヒット曲「雨」をタイトルにしたコンパクト盤です。愛の太陽(SE DECIDERAI)は、あまり耳にすることのない、サンバリズムの曲です。
PS-170
(1969/10)
 − ピノキオへの手紙、マルセリーノの歌、   チム・チム・チェリー、スーパーカリフラジリスティックスピアリドーシャス  −
PS-176
(1969/11)
ズン・ズン・ズン、心に雨が降る、あこがれはいつも心に、夕べのしあわせ 60年代後半の曲を収録したものです。いかにもリラックスした感じの写真がいいですね。
PS-195
(1970/7)
 ー ロマンティコ・ブルース、消え去る想い、 ボエーム、ほほえみの街角  ー
PS-214
(1971/1)
つばめのように、鏡、コンドルは飛んで行く、めざめ 新曲としてコンドルは飛んで行くを出した頃のコンパクト盤。その頃、南米を回り、ドイツのTVに出演した。
PS-220
(1971)
バラのことづけ、夕べのしあわせ、白いバラ、羊飼いの少女 夕べのしあわせは、以前の歌ですが、他のものは当時比較的新しいのものです。ジャケットのサイズに写真があっています。
PS-230
(1972)
恋よまわれ、日曜はミサに、薔薇のことづけ、風によせて 70年代に入ってから発表された曲をまとめたものです。写真から見ると、ちょっとジリオラがふっくらした感じです
OH-17
(1972/9)
恋よまわれ、薔薇のことづけ、愛は限りなく、雨 LPと同じような作りの33回転盤です。帯がついているシングルは、一般にはあまり作られていません。収録曲はおなじみのものです。