ごあいさつ
この度は、数あるHPよりアクセスいただきありがとうございます。
日本では年間に鍼灸(はりきゅう)を受けられる方が、人口の約7%という統計があります。まだまだ、鍼灸を受けるのは敷居が高いようで、多分マッサージなどに比べてもこれは大変低い数字ではないでしょうか。鍼灸に興味はあるけれど、「痛そうだし…」「どんなことをするのか不安で…」というご意見も多々ありますので、HPを通して少しでもその不安や疑問が解消されればと思います。
当治療院には、10代から90歳代の方まで、老若男女いろいろな方にご利用いただいております。鍼灸は決して特別なものではなく、食事をしたり、運動をするような日常の延長線上にあるものです。また、治療法の一つということだけでなく、その考え方(東洋医学)は飲食や生活の過ごし方といった養生法・生活術としてもすぐれています。
ところで、みなさんは、どのような時に鍼灸(はりきゅう)治療を受けてみようと思われますか?
- 医療機関やクスリなどでも効果が無かった
- テレビや雑誌・インターネットなどで鍼灸の紹介記事を見て
- 家族や知人の勧めで
- 以前、鍼灸で症状が改善された経験があったから
- マッサージや整体で効果がなかったから
- 副作用や胃腸の具合が悪くなるのでクスリは飲みたくない
- 現代医学ではなく、東洋医学で治したい
いろいろと理由はあるでしょうが、要するに想いは「鍼(はり)は効くのか」ということではないでしょうか。いまだにテレビや雑誌の紹介記事には、「驚異の〜」「神秘の〜」「東洋医学4000年の歴史〜」などの見出しが躍りますが、鍼灸はまじないや魔法ではありません。
日本に於いては少なくとも1500年の医学としての歴史があります。そして、より自然でからだにやさしい治療法として日本や中国だけでなく世界中で注目され、支持されています。
先ごろ(1999年)、WHO(世界保健機構)の健康についての定義が改正されました。
健康とは「単に病気が無いとか身体が弱くないということでは無く、肉体的(physical)にも精神的(mental)、 霊的(spiritual)、社会的(social)にも完全で、さらに積極的(dynamic)な状態である。」
霊的というとなんだかオドロオドロしいですが、これは意識や気の世界を含んでいます。ここ数年、物理学や数学の世界でも意識が物質に対してどのような作用を及ぼすのか、 もはや避けては通れない課題となっています。
このことはニュートン力学以来、科学の歴史の中で画期的なできごとでしょう。
現代医学では身体を物質としてとらえ、細胞や遺伝子レベルでの解明がこの数百年の間にめまぐるしく進歩しました。 クローン羊・遺伝子操作・人工臓器などSF小説が現実のものになりつつあります。 しかし、一方で癌や難治性の病気に対する 現代医学はそれほどの進歩を遂げていないのも現実です。 1993年(?)に米国で報告されたNIHのレポートは、 米国中に大きなセンセーションを巻き起こしたが、不思議なことに日本ではあまり報道されていません。
また、 抗生物質の乱用による耐性菌の出現・エイズ・アレルギー・ アトピー性皮膚炎などいままでにはなかった病気が新しく生まれています。 そんな現代医学の限界も叫ばれています。 WHOの改正には心・肉体 ・霊性すべてを包括したからだ全体をとらえていこうとするホリスティック (全体的)な医療の在り方が提示されています。
東洋思想には3000年以上も前からからだ全体をとらえていこうとする 「天人合一」という考え方があります。 このような背景もあり、欧米諸国で東洋医学(鍼灸・湯液・手技療法) やインド医学(アーユルヴェーダ) をはじめとする伝統医療に熱い期待が寄せられています。
蛇足ですが誤解の無いように付け加えれば、「現代医学か代替療法か」という議論ではなく、 お互いの得意分野をうまく生かしながらいきましょうということです。


