亭主を早死にさせる10ヶ条

 人はなぜ死ぬのであろうか?どうして、もっと長生き出来ないのであろうか?。
 古来より人類の大きな命題として多くの人に考えられたが、その解決がつかず歴史でも有名な秦の始皇帝はいつまでも生き永らえるために不老長寿の薬を求めるべく家臣を各地に派遣しましたが、その薬を求めることが出来ませんでした。
 愛し合う二人が結ばれハネームーンの時は一刻も離れていたくない、何千年も二人で長生きしたいと考えるのは当然と思われます。しかし時が流れると共に甘いムードもかわるのが世の習いです。もう顔をみるのもいやだ。早く死んでもらって保険金をもらい、後はのんびり暮らしたいと離婚率第一位のアメリカではこのへんの機微を捕らえて『亭主を早死にさせる十ヶ条』という格言がひろく知られております。
 ウィットに富んだアメリカ人のこと逆説的な意味をもたせていることは十分に理解できますが仲々おもしろく興味深いので紹介します。御活用してくだされば幸いです。

①、夫を太らせなさい。二十五キロ太らせたら、十年は寿命は縮むそうだ

 肥満と寿命は深いかかわりがあることはもう実正されています。
みなさまの周りを見て長生きしている人ではどちらのほうが多いか比べてみてください、肥満の方で長寿ものはおりませんね。

②、酒をうんと飲ませなさい

 酒の適量は1~2合が良いとされています。過量に飲まされることは健康を害します。

③、とりわけ大事なことは、いつも運動しないで座らせておくこと

 これも先程からいっている肥満の問題ですね。
 また、運動をすることにより、新陳代謝がたかまり、体を病気から守る働きをする免疫系も賦活されて病気にかかりにくくなります、あるいは病気にかかっても回復・治癒が早くなります。
 したがって長生きしてしまうわけです。そこで運動をさせなければ早死にするわけです。

④、脂肉、天然のバターをたくさん食べさせなさい

 脂肉、天然のバターなどにはコレステロールなどが多量に含まれこれらが動脈硬化の原因となり、早死の引き金となることはとうにご存じのこととおもいます。
 またこれらの食品は高カロリーである脂肪が多いので肥満の原因となります。

⑤、塩分の多い食物になれさせなさい

 塩分は高血圧の大敵です。一日七グラム以下におさえたいものです。高血圧者は正常血圧者にくらべ五年は寿命が短いようです。

⑥、砂糖など甘い物を沢山食べさせ、コーヒーをガブガブ飲ませなさい

 健康に最も悪いものは砂糖といっても過言ではありません。
コーヒーに砂糖を1杯いれる人と三杯いれる人を比較すると三杯いれる人の方が早死にすると言われております。

⑦、タパコを勧めなさい

 タバコは百害あって一利なしといわれ、喫煙者に肺ガン・喉頭ガンが多く発生しています。また、呼吸器病にも悪影響を及ぼします。

⑧、夜ふかしをさせること.テレビの深夜放送を見たりバーティーを時々やること

 夜ふかしは健康に良くないことは言うまでもありません。
 早寝・早起きは健康の基といわれております。昔、電力の事情が悪かった時代は電灯をつけておくのが大変であった為、夜八時~九時になると電灯を消して寝なければならず、その代わり朝は早くおきて仕事をしたので早寝・早起きとなりました。
 しかし、今日この頃は十一時~十二時までおきているのが普通の時代となりました。
 遅寝で短時間睡眠の傾向です。これは不健康、早死にパターンで無理に頭記の事をしなくても済みそうです。

⑨、休暇旅行にいかせない

 休暇には旅行などに行きリラックスしてストレスをためないことは健康的です。休暇旅行に行かせない事はストレスをいつもためさせイライラさせ精神的に追い込むと病気になったり事故を起こしたりしやすくなります。

⑩、最後の仕上げは始終文句を言っていじめること。これには、お金と子どもの文句が一番良い

 これはとどめの一発になります、給料が少ないとか稼ぎが悪いとかいわれてもサラリーマンには限度があり、どうにもなりません。また、子どもの出来が悪いとか頭が悪いのはあんたに似たからだなどと言われると血圧やストレスもあがるし、イライラは最高潮となるでしょう。
 これは最後の仕上げにふさわしい項目です。アメリカ人逆説的なすっきりした表現と考え方だと思います。
宇都宮・ミヤ健康クリニック 院長:坂田早苗