| しかし、この最終選考会が何と歌手泣かせ、中堅どころの歌い手が心臓を震わせてしまうほどの緊張感の中で、歌い、投票の対象とされている。
在住歌手部門と出身歌手及びエリア関連作品部門に分かれて、歌手が直接歌唱またはCDなどで2コーラス試聴し、100名ほどの選考委員が投票、直ちに開箱・発表するシステムだから、現代おはやりの「やらせ」が全く効かない方法で選ばれる。
実は、「走れ魚トラ東北道」は、2004年の「第7回連盟推薦歌」を選考するはがき投票で、在住歌手部門最下位の20位で視聴対象作品となった。
つまり、「推薦歌」に選ばれる可能性が皆無といってよい位置づけで参加した。
ところが、投票の結果が会場を沸かせた。何と第二位で人選。こんな逆転劇に、歌手本人と関係作家がびっくり仰天した。
今年の「第8回連盟推薦歌」最終選考会でも第三位で入選したが、連盟応援団長の作曲家叶弦大氏や、フリーボード勝間社長が強い関心を持ち、今回、フリーボードから全国発売となったもの。
ダブルミリオンセラー「孫」は、白岩英也連盟会長が、大泉逸郎氏・作曲家の荒木良治氏からぜひ世に出して欲しいとの要請を受け、東北6県と新潟県の7県という広いエリアの、歌仲間のボランティア団体「みちのく歌謡文化連盟」を結成し、平成11年4月、現在の事務所社長木村尚武氏によりテイチクから全国発売に至ったもので、「走れ魚トラ東北道」は、「孫」と同様の道筋で歩んでおり、関係者の期待は大きく膨らんでいる。
作品自体は歌いずらい、難易度の高い作品とも言えるが、それだけ極めて個性的な作品であり、「魚トラ・・・」のネーミングはヤングにも大いに受けそうである。
過去、「トラック野郎」が映画や演歌などで全国を制覇したが、「九州道」などの替え歌も生まれた「走れ魚トラ東北道」は、新鮮な魚介類を運ぶ「トラック野郎」の応援歌でもあり、大きな声援を期待できる作品と言えよう。 |