猫夜叉とは?!
ボーカル : 横山みんみん
パーカッション : 横山エントツ
ギター : 横山よし松
ベース : 横山あり志
流行歌の歴史をひもといてみると、
’50〜’70年代はオリジナルがどんどん生まれた時代。
’80〜’90年代はそのオリジナルをベースに派生した
新しいオリジナルが生まれた時代でした。
ところが21世紀に入ってからというもの、
音のクオリティは高くなったものの、
生まれてくるオリジナルがめっぽう少なくなってしまいました。
これは長く流行歌にかかわってきた人間として、とても寂しい!
『猫夜叉』はそんな閉塞感に覆われた流行り歌の世界に
一石を投じたいと願う僕の思いを具現化したユニットなんです。
『猫夜叉』も過去のオリジナルをベースに新しいものを創造しようと
しているのですが、
そのネタはというと 50年代以降の”昭和の歌謡曲”です。
その自由奔放さ、次に何が飛び出してくるかわからないワクワク感、
そして日本人の魂と体にしみついた醤油のような味・・。
それらをベースに時代感覚を盛り込んだ、
名付けるとしたら『ネオ昭和歌謡』ってとこですかね。
しかし何故、あんなに日本人の心を魅きつけていた胸ときめく
甘い歌謡曲が表舞台から消えてしまったのでしょう?
『りんごの唄』『高校三年生』『ああ上野駅』『新宿の女』『喝采』等々
みんな当時の生活に近いところで、とても説得力があったじゃないですか。
僕の認識の中では、今の流行歌は若者のためのPOPSと
シルバーな演歌の両極端に大きく分かれてしまって、
一番大きな市場だった歌謡曲のポジションがなぜかガラ空き状態です、
おいしいポジションだと思うのに。
今POPSといえば、HIP HOP、4つ打ちのダンスもの、
R&B、あるいはパンクかフォーク、
僕にはそれらを聞き続ける体力はありません、
もとからオヤジを視野に入れて作られているものでもないですし
一方、演歌といえばいまだに『海峡』『酒場』『女の涙』が王道・・・。
というか最近やっとわかったのですが、
ここに新しいものを求めてはいけないんです。
それは水戸黄門が印籠を出す前に斬られてしまう脚本を書くのと同じくらい、
受け入れられないことなんです。いわゆる様式美ってやつですね、
それは理解できるんです。
居酒屋で日本酒を飲むときに欲しいBGMはやっぱり演歌ですし。
でも「歌は世につれ、世は歌につれ」っていうじゃないですか、
もっと現在(いま)にシンクロしたターゲットの広い大衆的な流行り歌が
欲しいなって思うんです。
僕なりに、もし表舞台から後退した歌謡曲があのまま正常進化していたら
こうなっていただろうな、と思うところを形にしたのが『猫夜叉』なんです。
流れというのは不思議なもので、そんなことを頭の中だけで企画していた
僕の前に偶然に、本当に偶然に現れたのが”横山みんみん”なんです、
若いのに、美空ひばりや笠置シズ子の歌が得意で、
何よりも生まれ持った歌声がとても明るくて心地良い。
大阪弁のお笑い系キャラクターもとても愛嬌があって
「これだ!」って思ったわけです。
彼女を中心に置いて、横山エントツら男3人とで思いっきりSHOW UP
した内容の濃い『ネオ昭和歌謡』のパフォーマンスをやっていきます。
是非応援してください。
泰 英二郎
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