2006年2月
28日
| 石西礁湖の自然再生を協議会が発足 | |
| 石垣島と西表島の間に広がる国内最大規模のサンゴ礁「石西礁湖(せきせいしょうこ)」の自然再生を目指して、環境省などの国と県が進めていた「石西礁湖自然再生協議会」の設立のための会議が二十七日午後一時半から、八重山支庁で開催され、委員八十九人の合意で正式にスタートした。〇三年一月に自然再生推進法が施行され、全国各地で協議会発足により自然再生が取り組まれる中、八重山地区でも個人・団体・行政の連携による同協議会が始動し、石西礁湖自然再生への具体的な取り組みに期待がかかる。会議の議題は、同協議会の設立、協議会における議論の進め方を中心に進行し、委員による意見交換も行われた。協議会の構成委員は個人三十二人、団体・法人三十、地方公共団体二十、国機関七の合計八十九。環境省では〇五年七月に石西礁湖の自然再生を進めるための基本をまとめた「石西礁湖自然再生マスタープラン」を策定しているが、協議会では独自に石西礁湖自然再生の全体的な方向性を定める「自然再生全体構想」の作成を計画。作成のための作業グループが三月中に構成される。 | |
| 大本小学校の統廃合に反対おもと公民館が決議 | |
| おもと公民館の喜友名朝昭館長と嶺井善副館長が二十七日、石垣市教育委員会を訪れ、内原英忠教育長に大本小学校の統廃合計画に対する同公民館の反対決議を手渡した。公民館が学校統廃合に反対する要請を行うのは昨年の名蔵公民館に続き二番目。 市教委は昨年策定した学校適正規模・適正配置計画案で、名蔵小と大本小を川原小に統合する方針を示している。 おもと公民館は二十六世帯。二十日の臨時総会で大本尚の統廃合に対する反対決議を行った。反対理由として@大本小では、教育効果の点で、小規模校のデメリットをあまり感じていないA同校は地域住民の心のよりどころB小学校の廃校は、農村地域を見捨てることーなどと主張している。 内原教育長は「教育の問題で賛成、反対に割れるのは子どものために良くない。地域の皆さんとの対話を、ゆっくりと進めたい」と応じた。 学校統廃合計画について市教委は、昨年各地域で開催した意見交換会などの結果を踏まえ、四月以降、改めて学校適正化・適正規模検討委員会で検討を進めることにしている。 |
|
27日
| 大浜、友利氏の一騎打ち石垣市長選が告示 | |
| 任期満了に伴う石垣市長選は二十六日告示され、四選を目指す現職、大浜長照氏(58)=社民、社大、共産、民主、自由連合推薦、公明支持=、新人で前収入役の友利一男氏(60)自民石垣、竹富町、与那国町支部推薦=が立候補を届け出た。現職と新人の一騎打ちが確定し、三月五日の投開票に向け、七日間の激しい選挙戦がスタートした。今選挙は、三期十二年の実績を掲げ、革新勢力の結集を目指す大浜氏と、保革相乗りの「市民党」をアピールし、市政変革を訴える友利氏の対決。それぞれ独自の経済振興策などを訴えて有権者への浸透を図っている。(写真=上が現職、大浜候補、下が新人、友利候補) 立候補の届け出は午前八時半から市役所で行われ、大浜、友利氏の代理人が出席。大浜氏が一番くじ、友利氏が二番くじを引いた。 届け出を済ませた両陣営は、午前中にそれぞれ選対本部で出発式、出陣式を開き、選挙戦の火ぶたを切った。午前中は小雨のぱらつく中、選挙カーが市内をくまなく回り、候補者名を連呼。大浜、友利氏はポイント演説などをこなしながら支持を呼び掛けた。 今選挙では、新石垣空港建設問題が一段落したことを受け、目立った争点は少ない。ただ大浜氏は、今選挙でも新空港の着工を最優先に掲げ「三期十二年の仕事の積み上げ。何としても、これを仕上げたい」と訴えている。友利氏も、同様に新空港の早期着工を進める考えを示しながら「現市政はトップダウン。職員自ら発想するボトムアップ方式にしたい」と、行政手法の変革やイデオロギーを排した人事などを訴えている。 |
|
26日
| 村田兆治氏熱血指導(少年野球教室) | |
| 通算215勝を挙げた元プロ野球選手の村田兆治氏などを講師に迎えて「少年野球教室」が25日午前、市中央公園第二多目的広場で開かれ、市内の学童野球チーム約150人が憧れの野球選手を目の前に真剣な表情で体を動かしていた。 同教室は野球指導を通して青少年の健全育成と地域の活性化を目的に昨年より全国で開催している。 講師はまさかり投法で有名な村田兆治氏(元ロッテ)、田野倉利男氏(元ロッテ)、水上善雄氏(元ダイエー)の3人が基礎を熱心に指導した。 キャッチボールで、講師らは「相手の目を見て、胸元めがけてきちんと投げること」などていねいにプレイすることを教えた。 また、走塁や守備、遠投など自分の体力に合わせて、地道に練習するように呼び掛けた。 村田氏は「プロ通算勝利数(215勝)と同じ離島を周り、野球の普及に努めたい。みんなも甲子園など高い目標を掲げて、頑張ってほしい」とエールを送った。 |
|
| 「えんどうの花」が完成 | |
| 宮良長包生誕120周年・戦後60周年記念作品の映画ドキュメンタリードラマ(90分)「えんどうの花」が完成し、3月18、19の両日、石垣市民会館大ホールで上映される。映画「えんどうの花」を咲かせよう委員会(崎山直代表)は25日、石垣市文化協会で記者会見を行い、上映一般券として利用できる映画製作協力券の購入で、多くの人が映画鑑賞するよう呼び掛けた。協力券は一枚2000円で2人が鑑賞できる。 映画は、本永良夫監督、長包役の池田卓主演で、シネマ沖縄・全農映沖縄・プロジェクトチームが製作。石垣出身の宮良長包の地元でも大勢の市民がエキストラとして参加し、石垣市民会館中庭でロケが行われた。宮良長包の誕生日3月18日に合わせて初上映される。 同委員会では、すでに200以上の個人・団体の協力を得て、上映の成功に向けて始動している。協力券などの問い合せ先は同委員会(石垣市文化協会内)82―8419。 |
|
25日
| 石垣市長選あす告示 | |
| 三月五日投開票の石垣市長選はあす26日告示される。四選を目指す無所属の現職、大浜長照氏(58)=社民、社大、共産、民主、自由連合推薦、公明支持=と、無所属の新人で前収入役の友利一男氏(60)=自民石垣、竹富町、与那国町支部推薦=の一騎打ちとなる見通し。両陣営とも各地区での集会や懇談会などを通じ、支持拡大に向けた働き掛けを強めてきた。友利陣営は25日に総決起大会、大浜陣営は告示後の3月1日に個人演説会を計画。終盤戦に向け、支持者を最大動員して盛り上げを図る。 大浜陣営は三期12年の実績を掲げ、新石垣空港の早期着工を最優先に掲げて四期目への支持を訴えている。9日に総決起大会を開いたほか、登野城、石垣など各地区で着実に集会をこなし、革新支持層の取りまとめを進めている。 友利陣営は、市の部長経験者という立場で現市政の行政手法を「トップダウン」だと指摘。独自の産業振興策などをアピールしている。公開討論会などで現市政への批判を強めるとともに、夫人の実家がある白保地区などで集会を開き、序盤の出遅れ挽回に努めている。 両陣営は、経済振興策などで独自の政策を打ち出しているが、市の将来に対する考え方などで決定的な違いは見られない。新空港建設や観光振興などで実績を残しながら、長期政権化した現市政の在り方に対する評価が、最大の争点になりそうだ。 序盤戦は盛り上がりを欠いており、両陣営とも投票率低下を懸念。有権者の関心喚起に取り組んでいる。前回2002年の投票率は76・88%だった。 有権者数は昨年12月1日現在、3万4773人(男1万7207人、女1万7566人)。 |
|
| 市民から激励メッセージ贈呈 | |
| 「輝け八重商工、甲子園に旋風を」。市の部課長が24日、同校を訪れ、野球部員に市民から寄せられた激励メッセージを贈呈した。メッセージは、センバツ出場を決めた先月31日から一週間、市役所玄関口ロビーに市民の激励メッセージを書き込むコーナーを設置した。多数の市民から2b四方の布2枚に「甲子園出場おめでとう」「夢をありがとう」など、八商工野球部に対する期待が記されていた。 贈呈式で、黒島健総務部長は「まず初戦突破を目指し、臆することなく、日ごろの練習の成果を十二分に発揮してほしい」と激励した。 寄せ書きを受け取った友利真二郎主将は「自分たちのために激励のメッセージはうれしい。応援されていることを肝に銘じ、優勝を目指してがんばりたい」と感謝を述べた。 激励メッセージには、「甲子園出場おめでとう」「夢をありがとう」などと市民の八商工に対する期待が込められていた。 また、同校野球部を甲子園へ送る会に市職員58万5261円、市教育委員会職員23万6000円、市部課長55万円の総額137万1261円の寄付金が贈られた。 |
|
| その他 主なニュース | |
| ・ | 農協観光叶シ日本営業本部のチャーター初便が24日から始まった。日本トランスオーシャン航空(JTA)便で、島根県から乗客146人が到着。石垣空港では、市観光協会の歓迎セレモニーで出迎えた。 |
| ・ | フリーカメラマンの大塚勝久さん著の写真集「うつぐみの竹富島(たきどぅん)」の出版祝賀会が24日夜、南の美ら花ホテルミヤヒラで開かれた。同写真集は、大塚さんが竹富島で30年余り撮影活動を続け、島の「自然」「人」「神」をテーマにした写真314枚の集大成。祝賀会には石垣在の竹富出身者らが大勢出席し、祝福した。 |
24日
| 黒島港浮き桟橋の供用が23日、開始 | |
| 県が昨年度から竹富町黒島港で整備を進めていた浮き桟橋の供用が23日、開始された。 浮き桟橋は長さ35b。総事業費は約6億8500万円となっている。物揚げ場の整備、航路泊地の拡張、港湾施設用地などの整備もあわせて進んでいる。物揚げ場の供用開始は3月1日の予定。 黒島港には石垣港との間で高速旅客船、貨客船が就航しているが、現在の船着場には潮の干満による段差があり、船の乗降、荷物の揚げ下ろしが不便だった。 浮き桟橋の整備で干満時の乗り降りの段差が解消され、乗降客の利便性、安全性の向上が図られるものと期待されている。 |
|
| 05年度食アメニティ・コンテストで優良賞(小浜島・細崎さわやか生活改善グループもずく加工部) | |
| 竹富町小浜島の細崎さわやか生活改善グループもずく加工部が、農林水産省共催の05年度食アメニティ・コンテストで優良賞(財団法人農村開発企画委員会理事長表彰)を受賞し、同グループの大城ユミ代表と仲嶺裕子部員が23日、表彰状と盾を持参し、竹富町役場を訪れ、大盛武町長に受賞の報告を行った。 同コンテストは農山漁村の女性グループ・個人が自主的努力により地域の特産物を活用した起業活動などを通じて、地域づくりに貢献している優秀な活動事例を表彰している。 同グループもずく加工部は、天然もずくと天然塩にこだわり、手作業による「塩蔵もずく」を商品化。パッケージや販売単位にも工夫を凝らし、従来品の2倍以上の付加価値をつけることに成功した。地域の食文化の保存開発と普及活動が認められ、今回の表彰につながった。 大盛町長は「表彰は常日ごろの努力の賜物。地域ブランドを創出していくことが大事。今後も頑張ってほしい」と祝福した。 大城代表は「身に余る賞をいただき、ありがたい。関係機関や地域住民のおかげ。15年間、地道に細々とやってきたが、息の長い活動が認められた」と話し、仲嶺部員も「小浜島のもずくがあらためて見直されて、うれしい。次に頑張るエネルギーになる」と喜んだ。 |
|
| 支庁の組織改編に懸念 | |
| 県が「行財政改革プラン(2006〜09年度)」案に、08年度で八重山、宮古両支庁を廃止する方針を盛り込んだ問題で、「離島行政が従来より後退する可能性がある」という地元の懸念は払拭されていない。「廃止」の文言は「改編」に修正される見通しだが、いずれにしても、現在の支庁組織は維持されないためだ。組織改編が実行されれば、全体を統括する支庁長職は廃止される。各部署は本庁直属の機関となるため、現在の支庁が持つ「総合調整機能」の行方を不安視する声が出ている。 同案によると、八重山支庁は08年度から県民センター、福祉保健所、農林水産振興センター、土木事務所、新石垣空港建設課の5機関に改編される。いずれも本庁直属の機関。 県は行政改革懇話会の審議を経て、3月の行政改革推進本部(本部長・稲嶺恵一県知事)で正式決定する方針。 県総務部は「本庁直属のほうが事務の流れは速くなる。必要な総合調整機能は県民センター長が担い、横の連携は図られる。(現在の支庁機能が)弱くなることはない」と強調する。 当初の「廃止」方針は、15日、県議会の与党会派が県に要請活動したことを受けて変更された。県議会は、両支庁の「総合調整機能」の維持を求めた。 文言の表現が「改編」に変わったことについて県総務部は「廃止という表現だと、宮古・八重山で現在やっている事務を、すべて引き揚げるというニュアンスに受け取られかねないため」と説明している。 |
|
| その他 主なニュース | |
| ・ | 八重山支庁が発表した1月の入域観光客は6万1421人(前年同月比6・2%増)で、1月としては初めて6万人を突破し、好調な滑り出しとなった。1月は、石垣島マラソン開催、FC東京の石垣島キャンプのほか、八重山商工高校の甲子園出場決定に伴う取材陣約40社の来島などがあった。 |
| ・ | 「フリータ・ニート」対策が教育問題になっていることから、文部科学省の委託事業として鳥居徹也氏(40)の講演会が23日、石垣中学校3年4組37人を対象に開かれた。 |
| ・ | 石垣市サッカー親善大使の石井義信氏(65)のサッカー教室(主催・市教育委員会)が23日から3月1日までの5日間、市内小学校から希望のあった11校1100人余の児童を対象に開かれている。 |
23日
| 八重山商工戦力分析・甲子園開幕まで1か月 | |
| 第78回選抜高校野球大会が3月23日から、12日間の日程で、阪神甲子園球場で開幕する。開幕1ヵ月を切り、初出場を決めた八重山商工高校野球部は最後の仕上げに入り、部員21人は、昼夜練習に取り組んでいる。同校の先発オーダー及び投手力、打撃力、守備力、機動力を分野ごとに戦力分析してみた。 先発オーダーは準優勝を果たした九州大会が基本となる。左ひざの故障で代打切り札として出場した羽地達洋選手(2年)が先発出場する見通し。投手は、コンディションの状態を見ながら、金城長靖選手(2年)、大嶺祐太(同)、仲里拓臣選手(同)の3投手を併用する。その結果、予想先発オーダーは次の通り(カッコは守備位置)。 @友利真二郎(2)A東舟道大介(6)B金城長靖(1又3、8)C大嶺祐太(3又1)D羽地達洋(5)E仲里拓臣(8又1)F新城永人(7)G嘉数駿(4)H奥平結(9)以上の先発が予想され、先発ピッチャーが大嶺のケースでは、4番大嶺と、5番羽地の打順の変更もあり得る。 ▽投手力・右の本格派で140`台の速球を投げる大嶺祐太選手、金城長靖選手と右の技巧派、仲里拓臣選手。九州地区大会では、大嶺選手は防御率0・00、奪三振12(9回)、金城選手は防御率3・86、奪三振12(23回1/3)、仲里選手は防御率1・84、奪三振11(14回2/3)の成績。 3投手とも右腕のため、甲子園では、九州大会で出場経験のない、唯一の左腕、當山徳人選手(1年)を1イニングもしくは、ワンポイントリリーフで投入し、試合の流れを変えることも予想される。 ▽打撃力・リードオフマンの主将、友利選手から三番、金城長靖までは不動の打順。 左ひざの故障で、県秋季大会から代打で起用されていた。長打力があり、4番も打っていた羽地選手が復活し、クリーンナップに連ねることで打順に厚みが増した。 ▽守備力・同校の最も重要な課題。九州大会では5試合で計13個と平均1試合2・6個。今までも凡ミスや連携プレーによるエラーで試合を落とすケースがあった。九州大会終了後、連携プレーに重点をおいた練習を重ね、伊志嶺吉盛監督は「キャッチボールなど基本の反復を繰り返し、上達したと思うが、まだまだ、満足していない」と話している。嘉数、又は金城賢司と東舟道が組む二遊間、友利選手とピッチャーのバッテリーと、センターラインの守備力が甲子園まで向上していることが上位進出のカギとなる。 ▽機動力・俊足の7番バッター、新城永人選手がおり、犠打を絡めた進塁など細かな野球をしないと甲子園では、苦戦する可能性もある。 |
|
| 海人食堂オープン!食文化情報発信の拠点に(登野城漁港内) | |
| 叶ホ垣市経済振興公社(代表取締役・大原正啓石垣市商工会会長)は地元農水産物を活用した飲食店を経営することになり、石垣市登野城漁港内で23日、海人食堂「海鮮館」をオープンする。開店に先立ち22日、関係者らを招待して、試食会が開かれた。 同公社は八重山漁業協同組合と連携し、新鮮な魚を直送で安く仕入れ、「海鮮館」でマグロを主に、低価格のメニューを提供する。当面は、マグロのすり身で作ったカマボコと切り身を具にした「マグロそば」や「魚汁」、魚をメインにした「日替わり定食」を出し、いつでも気軽に海産物が食べられる食堂を目指す。アバサー、ミーバイ、イカスミ、マグロの味噌和えなど地元の食材を取り入れたメニューを増やしていく。 海人食堂の開店時間は午前11時半から午後2時まで。水曜日が定休日。25台まで駐車が可能な駐車場も整備されている。 同食堂の責任者、金城毅さんは「年間3万人の入客を見込み、3000万円の売上げを目指す。食文化情報発信の拠点としての役割を維持しながら、海人やダイバーなどとも交流を深めていきたい。昼食を気軽に海産物が食べられる環境にしたい」と話した。 |
|
22日
| アカウミガメ体験放流(白保海岸) | |
| 石垣市立白保小学校一年生13人によるアカウミガメ放流体験学習会が21日、同校で行われ、ウミガメの生態や海岸保全などを学んだあと、児童らは白保地区の地先海岸に移動してアカウミガメ13頭を放流した。同ウミガメは、WWFサンゴ礁保護研究センター(しらほサンゴ村)が04年、県から許可を得て特別採捕した天然卵で、同年九月にふ化。独立行政法人水産総合研究センター八重山栽培漁業センターで1年間飼育し、平均甲長30・4p、平均体重4・7`に成長した。 学習会では、同センターの與世田兼三場長がスジアラ(アカジン)、シロクラべラ(マクブー)、メガネモチノウオ(ヒロサー)、アミメノコギリガサミなどの栽培漁業を紹介。絶滅危惧種・近絶滅種に分類されているウミガメ類の生態を説明して「海を汚さないできれいにしよう。小さい魚は逃がそう。きれいな石垣の海をみんなで守ろう」と呼び掛けた。 ウミガメ担当の小林真人さんは、「ウミガメはどこへいくの」の紙芝居を見せながら、7月から8月にかけて日本でしか産卵しない。ふ化後産卵できるまでに10年から20年かかる。沖縄からアメリカ(カリフォルニア)まで行き、産卵のために戻ってくることなどを話した。 児童らによる「甲羅はなぜ堅いのか」「産卵のとき、なぜ涙を流すのか」「ふ化するまで何日かかるか」などの質問もあり、ウミガメに関心を示した。 放流では、児童がそれぞれ重そうにウミガメを持ち、直接海に放した。沖に向かって悠々と泳いでいくウミガメに手を振り、全員で「元気でね。また戻ってきて」と呼び掛けた。 金嶺弥君は「ウミガメは重かったが、海に返すのは楽しかった。元気で戻ってきて、また会いたい」と話した。 |
|
| 外部の「働きかけ」で指針 | |
| 石垣市は、市職員が外部から有利な取り扱いなどを求める「働きかけ」を受けた場合の指針となる「市職員に対する働きかけに関する取り扱い要綱」を、このほど制定した。「働きかけ」を受けた職員は、速やかに報告書を作成し、所属長に報告することなどを定めている。報告書は情報公開条例の対象となる。要綱によって、業者や議員など、外部からの圧力があった場合でも、組織として対応することが明確化された。市総務部によると、21日現在、報告書を作成した例はない。黒島健総務部長は「職員が安心して職務に専念できる環境づくりをしたい」と話している。 「働きかけ」には、許可や認可、職員の任用や人事異動に関し、特定の者に対して有利・不利な取り扱いを求めたり、職務上知りえた情報の漏えいを求めたりする行為などが想定されている。 服務の遂行に関し、特定の者に義務のないことを行わせたり、執行すべき職務を執行しないよう求めることなども含まれる。 要綱制定で「外部からの働きかけに対し、組織としての適切な対応の徹底を図る」(市総務部)狙いがある。要綱の公布は昨年10月。 「働きかけ」を受けた場合は、複数の職員での対応を原則とすることを明記した。報告を受けた所属長は、報告書に対応措置を記載し、所属部長に報告して決裁を受ける。所属部長は「働きかけ」の内容が重要、または異例なものと判断した場合は、市長に報告する。 要綱制定に当たり、市が参考事例とした兵庫県は、県選出国会議員や県議会議員、市町村議会議員の「提言、要望、意見」などの対応に関し、報告書の作成を義務づける要綱を作成している。 公開・公式の場で行われた行為や、陳情書、要望書などの書面による行為は「働きかけ」からは除かれる。 |
|
21日
| 琉球大と看護学校合格(八重山農林高校) | |
| 八重山農林高校生活科学科の奥平彩乃さんがおもと会・沖縄看護専門学校に野里知由さんは琉球大学にそれそれ合格した。同校の看護学校の合格者は約20年ぶり、琉球大学は5年ぶりとなる。奥平さんは将来、助産師の資格も習得し、地元石垣島で助産院を開業することが夢。「妊婦さんが安心して出産できる環境にしたい」と抱負を語った。存続の危機に立たされている婦人科医師確保問題で騒がれる中、明るいニュースが舞い込んだ。 奥平さんの母親は眼科医の看護士で、小さいころからうしろ姿も見て育った。当初は、介護士を目標にしていたが、母親の患者に対する思いやりのある言動を見ているうちに看護士になることを昨年9月に決意。4、5時間の勉強の努力を重ね、看護学校の合格を手に入れた。合格通知を受け取った時は「自信がなかったので、びっくりしたのと喜びが半々でうりしかった」と笑顔で話した。 婦人科医師確保問題が騒がれている中、「存続の危機は、さびしい気がする。しかし、資格習得して将来、石垣島で、助産院を開業したい」と決意を述べた。 野里さんは琉球大学農学部生物生産科に合格。同校での琉大合格者は5年ぶり、国公立大学でも3年ぶりの快挙を果たした。 琉大に進路先を決めたのは昨年9月。生活科学科で教わらない農業関連の教科を教諭や図書館で書籍を調べるなど毎日、8〜10時間の勉強を行い、ハンデを乗り越えた。「合格通知を受け取った時は、うれしかった」と安堵した様子。将来の夢は教諭で「将来は、母校の教鞭に立ちたい」と希望を膨らませた。 また、後輩たちに「将来の進路は早めに決めて、取り組んだ方がいい」とアドバイスを送った。 同校の東盛稔校長は「目標を持った生徒が多くいるが、その中でも2人は、模範となる生徒。今後の頑張りと、後輩らに良い影響を与えることを期待している」と激励した。 |
|
| 産婦人科医問題などで県に要請 | |
| 県立八重山病院の産婦人科医不足問題で、八重山市町会会長の大浜長照石垣市長、大盛武竹富町長、外間守吉与那国町長、女性団体で組織する「産婦人科医師確保実現を要請する会」(宮良和子、潮平俊共同代表)メンバーなど約30人は20日、県庁を訪れ、要請行動を展開した。八重山市町会は、八重山支庁の廃止・組織改編の撤回も合わせて求めた。医師確保要請に対し、県保健福祉部は「住民に不安を与えないようにする」、八重山支庁廃止問題については、県総務部が「支庁の機能が後退しないように、組織の見直しを図りたい」などと答えた。 産婦人科医不足問題については、女性団体が17日に開かれた総決起大会の決議・宣言と、約1万7000人分の署名を持参。県保健福祉部の喜友名朝春部長に手渡した。決議・宣言では、県の責任と役割で産婦人科医と脳外科医を確保し、万全な利用体制を整えるよう求めている。 八重山支庁の廃止・改編については、三市町長のほか、八重山広域市町村圏事務組合議会の大石行英議長(市議)らが参加。上原昭総務部長が対応した。 一行は県議会の外間盛善議長も訪れた。いずれの要請にも、高嶺善伸、辻野ヒロ子県議、市出身の比嘉京子県議が同行した。 要請後、大浜市長は、産婦人科医不足問題について「県も大いに努力している。県と琉球大学で協議し、中長期的に対策の強化をお願いしたい」と述べた。八重山支庁廃止・改編問題については「支庁は残してほしい。廃止が決定したわけではないので、継続して要請したい」と強調した。 |
|
| その他 主なニュース | |
| ・ | 常に自然の食材に感謝し、食文化の発信をモットーとする日本フランス料理界のリーダーで、ハウステンボスホテルズの上柿元勝名誉総料理長が19日、石垣市大浜にある(有)美崎畜産(美崎伸栄社長)を視察・見学した。上柿元さんは前日、石垣全日空ホテル&リゾートで開催された「南国の食彩の宴」に招かれ来島。初めて石垣牛を食材に調理し、食材の良さに魅了され、生産地を訪ねた。 |
| ・ | 沖縄県立図書館屋八重山分館(山城光子分館長)主催のヤイマボーレ教室の一環として折り紙教室が19日、同分館で開かれた。親子連れなど20人が参加し、3月3日の「ひなまつり」にちなみ、和紙を折ってひな人形作りに熱中していた。 |
20日付は休刊
19日
| 小学校トップ、中学校2位に躍進(県達成度テスト) | |
| 『基礎学力』を身につけさせるをテーマに第十九回八重山地区学力向上対策推進実践発表大会が十八日、八重山支庁大会議室で開かれた。八重山教育事務所が基調報告し、今年度実施された達成度テストの結果を発表。 八重山地区の平均点は小学生(六年)は全教科で県平均を上回り、県内六地区で総合一位を獲得。中学生(二年)は国語、数学は県平均を上回ったが、英語が下回り、総合二位であることが報告された。 三市町での学力向上対策の成果として石垣市は、県教委指定の「基礎学力向上推進地域」を受け▽学校、家庭などが連携強化の結果、達成度テストが大きく伸びた▽二学期制試行による従来の授業数が確保できた▽道徳教育推進校の継続による道徳教育の研究成果が出されたと報告。 |
|
| 「まーる祭」にぎわう | |
| 精神保健福祉分野で支援活動をしている八重山地域生活支援センター「まーる」主催の第三回まーる祭が十八日、同施設内で開かれた。会場では「ふるまいぜんざい」が配られ、来場者がおいしそうに食していた。フリーマーケットには、いこいの家、ハピル、スオウの木の会、むゆる館、むりぶし、まーるの各施設が出店。波照間島や西表島からも参加し、にぎわった。 |
|
| その他 主なニュース | |
| ・ | 市民栄誉章の比屋根毅氏(68)が十八日、八重山地区学力向上対策推進実践発表大会で教育講演を行った。比屋根氏は一九三七年、登野城生まれ。中学卒業後、那覇、大阪、ヨーロッパで菓子修行を積み、七百近くのコンテストで受賞。一九六六年に潟Gーデルワイスを創業。一九九七年に市民栄誉章を表彰した。 |
| ・ | 石垣島出身で三人グループ歌手「BEGIN」が十八日、八重山商工高校野球部を甲子園に送る会に三十万円を寄付。 |
18日
| 安心してお産ができる地域社会を(フォーラム&郡民総決起) | |
| 県立八重山病院の産婦人科医不足問題で、離島八重山圏域の医療体制をつくるフォーラムと八重山郡民総決起大会が十七日夜、石垣市健康福祉センターで相次いで開かれた。総決起大会では、県の責任と役割で、産婦人科医と脳外科医を確保し、万全な医療体制を整えるよう求める大会宣言・決議を採択した。三市町長と関係団体の代表らは二十日、県庁を訪れ、要請行動を展開する。 |
|
| 多彩な作品を展示(市民総合文化祭) | |
| 「育てよう文化の心、文化のまち」をテーマにした二〇〇六年「第十一回石垣市民総合文化祭」が十七日から三日間、市民会館で始まった。会員が創作した書道や工芸など幅広いジャンルの作品が展示され、初日からにぎわいを見せている。 展示の部は、水墨画や黒彩画、絵画などの作品を展示、茶道部会では市民会館ピロティーで呈茶席、琉球茶道(ぶくぶく茶)を設置。歴史民俗部会は「戦後六十年を考える」をテーマに制作したものを発表している。 舞台発表の部は十九日午後六時半から、三線斉唱や舞踊、コーラス、武道など多彩な演目が催される。 |
|
| 石垣港景観計画調査検討会 | |
| 石垣港の景観形成に向けた基本方針などを検討する〇五年度石垣港景観計画調査第二回検討会が十七日、市内ホテルで開かれた。検討会では、八島町サザンゲートブリッジ先の新港地区に移転されるエネルギーゾーン(危険物取り扱い施設用地)周辺の景観形成について協議した。 |
|
| その他 主なニュース | |
| ・ | 八重山広域市町村圏事務組合議会の二月定例会が十七日、市役所で開かれ「県立八重山病院の産婦人科医・脳外科医の確保を求める要請決議」を全会一致で可決した。二十七日、県に要請活動する予定。 |
| ・ | 社会奉仕の精神を持って、犯罪者の改善更正と地域社会の浄化に尽力したとして、法務大臣表彰を受けた前津榮一さん(80)=石垣市大浜=の表彰伝達式が十七日行われ、那覇保護観察所の河野晋一観察課長より前津さんに感謝状が手渡された。 |
| ・ | 浦和学院高等学校(埼玉県さいたま市)の森士監督をはじめ、二年生生徒四十三人が修学旅行を兼ねた強化合宿のために十七日夕、空路で石垣島に到着。石垣島でキャンプは二十二日午前まで。 |
17日
| 大浜、友利氏が公開討論 | |
| 石垣市長選立候補予定者による公開討論会が十六日夜、市民会館大ホールで開かれた。現職の大浜長照氏(58)、新人の前収入役、友利一男氏(60)が、経済振興や行政改革などをテーマに主張を展開。大浜氏は「新石垣空港の着工まで、どうしても責任を持たなくてはいけない。四期目は大変重要な任期になる」、友利氏は「市政の現状は疑問。市民生活に直結した諸課題を、着実に解決するのが市民のためになる」などと訴えた。 |
|
| 早期提出セレモニー(確定申告) | |
| 〇五年分所得税の確定申告の税務署での相談及び受付が十六日から全国一斉に始まった。石垣税務署による「確定申告書の早期提出セレモニー」が十六日午前、同税務署で行われ、同税務署受付カウンターで、大浜長照石垣市長、大盛武武富町長、大原正啓石垣市商工会長、三木巌八重山青色申告会会長、玉那覇有紹八重山酒造組合組合長、瀬戸守石垣小売酒販組合理事長が次々に個人の確定申告書を提出。相談会場で指導員らによる相談状況も見学した。 石垣税務署での〇四年分期限内申告件数は所得税申告が約五千件で、うち還付申告は約千六百件。消費税申告は約二百件となっている。 |
|
| その他 主なニュース | |
| ・ | 来月の石垣市長選に向け、市内では選挙用掲示板の設置作業が始まり、選挙ムードが徐々に高まりつつある。 |
| ・ | 日本青年会議所沖縄ブロック協議会政経塾のメンバー十五人が十六日石垣入りし、市役所前などで市長選の投票を呼び掛ける街頭演説を行った。 |
| ・ | 第四十回沖縄タイムス芸術選賞の受賞者がこのほど発表され、石垣市で活動する俳人、いらみな恵利子さん(58)=本名・古村恵利子=が、文学部門の奨励賞に選ばれた。いらみなさんは一九九二年から創作活動を開始し、新聞紙上への投稿や句会への参加などを続けた。 |
16日
| 産婦人科医確保で署名活動展開 | |
| 県立八重山病院の産婦人科医不足問題で、自治労市職労青年部は十五日、市内スーパー前で街頭署名活動を展開した。家族連れなど、買い物客らが次々と署名に応じ、関心の高さをうかがわせた。 今月一日から署名活動しており、署名数は十四日の取りまとめで一万人分を超えた。同青年部、同会の集めた署名は県などへの要請活動に使われる。 |
|
| 7年ぶり191億円台に回復(石垣市) | |
| 石垣市は十五日、百九十一億九百万円余の二〇〇六年度一般会計当初予算案を内示した。対前年度比三億五千二百万円余(一・九%)増で、二年連続のプラス予算。扶助費などの義務的経費や、普通建設事業など投資的経費が伸びた。百九十一億円台の回復は七年ぶり。市財政課は「行財政改革や自立に向けた諸施策を反映させた予算」としている。新年度予算案はこのあと、若干の調整を経て市議会三月定例会に上程される。 |
|
| その他 主なニュース | |
| ・ | 二〇〇五年分所得税の確定申告の受付がきょうから全国一斉に始まる。所得税の申告と納期限は三月十五日まで。今年から「所得税の確定申告書作成コーナー」を国税庁ホームページで提供し、収入金額などの必要項目を入力することで作成でき、プリンター出力した申告書提出できる。アドレスhttp://www.nta.go.jp |
| ・ | 石垣市文化協会の第十一回石垣市民総合文化祭が十七日から三日間、市民会館で開かれる。展示ホールでは書道、写真展、美術など、ほかさまざまな展示会が行われる。入場無料。舞台発表の部は、十九日午後六時半から大ホールで開かれ、三線、筝曲、太鼓、舞踊、古謡、コーラス、武道が披露される。入場料は千円。 |
| ・ | 〇五年度「障害者雇用支援月間ポスター原画」の表彰式及び展示会オープニングセレモニーが十五日、石垣市役所で行われた。八重山地区からは、八重山養護学校の生徒が沖縄雇用開発協会長賞の金賞二人、銀賞三人、銅賞五人の総勢十人が選ばれた。展示会は十七日まで、市役所ロビーで展示される。 |
15日
| 6月以降の見通したたず(産婦人科医師不足問題) | |
| 県立八重山病院の産婦人科医不足問題で、伊江院長は十四日、自民党石垣支部の医師確保要請に対し「六月以降どうなるか、まだ決まっていない」と述べ、医師確保の見通しが立たない状況が続いていることを明らかにした。伊江院長は、産婦人科医の慢性的な不足が全国的な傾向であることを説明し「われわれの努力だけでは(医師確保は)できそうもない」と幅広い協力を求めた。この問題をめぐっては、八重山市町会が十七日、郡民総決起大会を計画するなど、行政や住民レベルで危機感が広がっている。 |
|
| 05年少年補導件数1634件 | |
| 八重山署はこのほど、〇五年少年補導の行為別状況をまとめた。これによると補導件数は千六百三十四件と前年と比較して三・四%(五十四件)増加した。特に女子の補導件数は全体の四七%で、県内十四署中、那覇市、沖縄市、浦添市に次いで四番目に多い。一人で数十回の補導されるケースもあり、家庭と地域、学校、警察の連携した取り組みの必要性が更に増している。八重山署生活安全課では「大人が恐れて、注意しないことで、子どもの規範意識が悪化している」と分析し、新栄公園などで深夜はいかいした上、飲酒しているケースが後を立たないという。 |
|
| 選挙違反取締本部を設置 | |
| 八重山警察署は、二十六日告示、来月五日に投開票の石垣市長・同市議会議員補欠選挙の違反取締本部の設置に伴い、十三日午前十時から、同署玄関前で新城署長らが参加して看板掲示式を行った。同本部は新城署長を本部長に五十七人体制で行う。新城署長は「公務員の地位利用や暴力団の介入など徹底して行い、公平、中立の立場で、違反を取り締まってもらいたい」と訓辞を述べた。 |
|
| その他 主なニュース | |
| ・ | チサンリゾート石垣がバレンタインデーの十四日、甲子園初出場を決めた八重山商工高校野球部に「きっと勝つ」の意味を込めてチョコレートの銘柄「キットカット」百個をプレゼント。 |
| ・ | 石川県小松市にある社会福祉法人「うめの木学園」から雪だるま四体、雪三百`が十四日、県立八重山養護学校に届き、児童生徒らが同校運動場で雪合戦などを楽しんだ。 |
| ・ | 第三十一回九州アンサンブルコンテストが、大分県別府ビーコンプラザで開かれ、石垣市から出場した登野城小学校器楽クラブのマリンバアンサンブルが、三年連続金賞の快挙を達成。 |
14日付は十六日祭のため休刊
13日
| 一騎打ちほぼ確実(市長選) | |
| 二十六日告示、来月五日投票の石垣市長選は、四選を目指す現職、大浜長照氏(58)、新人の前収入役、友利一男氏(60)の一騎打ちがほぼ確実となった。両陣営とも十二日までに基本政策を発表し、臨戦体制を構築しつつある。基本政策に明確な相違点はないが、大浜氏の多選の是非、経済振興策、行財政改革の進め方などが争点に浮上しそうだ。 |
|
| 黒糖づくりを体験(宮良小学校) | |
| ことしで二十六年目を迎える石垣市立宮良小学校の全学年による恒例行事「サトウキビの変身(黒糖づくり)」が十二日、同校で行われた。事前に全児童でキビ刈り作業やマキの準備を行い、当日はサトウキビの運搬、水牛での圧搾、製造など黒糖作りの作業など昔ながらの黒糖作り作業を体験した。 |
|
| あすバレンタインデー | |
| 明日十四日はセントバレンタインデー。市内のスーパーなどでは、数日前からバレンタインデーの特別コーナーを設け、チョコレートなどを中心に各種グッズをデコレーションし、販売合戦に入っている。 小学生や高校生らの友人同士、家族連れなどが品定めをしている風景が日を追うごとに多くなってきた。 |
|
| その他 主なニュース | |
| ・ | 石垣市立平真小学校のマーチングバンドレインボーによる「虹色コンサート二〇〇六」が十二日、石垣市民会館大ホールで開かれ、全国トップレベルの技能を披露。 |
| ・ | 選抜高校野球大会出場の「夢」をかなえた八重山商工野球部に愛知県名古屋市にある情報誌「ザ・グラウンド・ゴルフ」の大木哲朗編集長より祝福の新潟県産米二百`が贈呈された。 |
| ・ | 八重山古典民謡保存会の新春合同演奏会が十日夜、石垣市民会館中ホールで開かれ、同保存会の門下会員ら約百五十人が参加。 |
12日
| 八重山支庁組織解体へ(行政改革プラン) | |
| 県は、二〇〇八年三月末で八重山、宮古両支庁を廃止することなどを盛り込んだ「行財政改革プラン」案を十日の行政改革推進本部(本部長・稲嶺恵一知事)で決定した。行政改革懇話会の審議を経て、三月に同案を正式決定する。県が八重山支庁の廃止を明確に打ち出したことに、地元からは「離島振興が後退する」(大浜長照石垣市長)などという声が上がっており、地元の意思を無視した形での組織見直しに、反発や懸念が広がっている。 |
|
| 史上最多の1,132人が完走(やまねこマラソン) | |
| 「さわやかに西表島の大自然を走ろう」をテーマに、第十三回竹富町やまねこマラソン大会が十一日、西表島で行われた。大会には町内外から千三百八十九人の申し込みがあり、千百六十七人が出場して大自然の中で健脚を競った。大会のスタート時と中盤は天気に恵まれたが、レース終盤に土砂降りとなった。選手はずぶ濡れになりながらも、大会史上最多の千百三十二人が完走し、完走率は九十七%だった。 | |
| その他 主なニュース | |
| ・ | 子ども居場所づくり「海の体験活動アーサ採り」が十一日、名蔵海岸で行われ、親子二十人が参加。最後に砂浜でアーサ汁や天ぷらの調理に挑み、参加者全員で試食した。アーサの時期は、一月下旬から三月ごろまで。 |
| ・ | 十一日、地域づくり団体全国研修交流会沖縄大会で薬草の収穫体験などが行われ島外から地域づくり活動に携わる人たち二十五人が参加。八重山の薬草とじかに触れるなど、メンバーらと交流を深めた。 |
| ・ | 郡内の小中学校が一堂に会し、日ごろの音楽活動の成果を披露する「第五十二回八重山地区小学校・中学校音楽発表会」が十一日、石垣市民会館大ホールで開かれ、小学校十二校、中学校二十校から延べ約千二百人の児童生徒が出演。合奏や合唱、独奏など多彩なジャンルで個性的な演奏を繰り広げた。 |
11日
| 「行政の怠慢多すぎる」(竹富町議会総務財政委員会) | |
| 竹富町の二〇〇四年度一般会計決算を審議している町議会総務財政委員会が十日、町役場で開かれ、野党の反対多数で同決算の不認定を決めた。また「まちなみ保存基金」の募金箱管理や農振違反建物の問題で、調査特別委員会の設置を求める決議を全会一致で可決した。竹富委員長が町議会三月定例会で報告し、決算審査の最終的な判断は本会議に委ねられる。同委員会で野党議員らは、まちなみ保存基金の募金箱管理問題などについて「(行政に)余りにも怠慢が多すぎる」などと指摘。三月定例会でも大盛武町長と野党の厳しい対立が続きそうだ。 |
|
| その他 主なニュース | |
| ・ | 八重山商工高校野球部に九州大会の準々決勝で熱戦を展開した明豊高校野球部(大分県別府市)から九日、甲子園での健闘を祈って千羽鶴が贈られた。 |
| ・ | JTA石垣空港所では、八重山商工高校野球部の甲子園出場を祝福し、空港施設の内外に応援横断幕、大型モニター、新聞記事のパネルなどを設置。 |
| ・ | 「毎日の省エネがつなげる、エコリレーション」をテーマに、〇六年おきなわの総合エネルギー講座が十日、大浜信泉記念館で開かれ、約二十人が参加し、温暖化などで世界的な環境破壊が進む中、地球環境のためにできるエネルギー対策や賢い秀エネの方法などを学んだ。 |
10日
| 現職大浜長照氏が総決起大会四選に支持訴え | |
| 来月の石垣市長選に立候補する革新系現職、大浜長照氏(58)の後援会総決起大会が九日午後七時から、市民会館大ホールで大勢の支持者を集めて開かれた。大浜氏は「新石垣空港の着工までは、わたしが責任を持ってやらなくてはならない。何としても新空港問題の決着をつける」と強調。新空港の順調な着工に自信を示し、四選に向けた支持を訴えた。応援の弁士らは「大浜氏を先頭に石垣市の夢を実現させよう」「大浜市政を継続させ、さらに発展させよう」などと呼び掛け、三期十二年の実績をアピールした。 総決起大会は女性部による鷲の鳥節で幕開け。仲山忠享後援会長は「大浜市長は新空港、名蔵アンパルのラムサール条約登録、八商工の甲子園出場など数々の実績を積み上げてきた。憲法が危機に瀕しているこの時、大浜氏の圧勝を勝ち取ることが九条改定阻止の大きな力になる」とあいさつした。 (写真=ガンバロー三唱と演説する大浜氏) |
|
| 利用と保全のバランスをヒナイ川の未来考えるシンポ | |
| 竹富町西表島のヒナイ川を、将来にわたって観光資源として利用していくため、保全と利用のバランスについて議論する「ヒナイ川の未来を考えるシンポジウム」(主催・林野庁九州森林管理局西表森林環境保全ふれあいセンター)が五日夜、西表島上原の中野わいわいホールで開かれた。 県内最大のピナイサーラの滝があるヒナイ川では、最近の自然体験ブームもあってカヌーツアーによる観光客が急増し、自然環境への影響が心配されている。夏の観光シーズン中には一日で百艇近くのカヤックが入域しているという。シンポジウムのパネルディスカッションでは、西表島をフィールドとして十数年来研究を続けてきた名桜大総合研究所研究員の奥田夏樹氏、屋久杉自然館館長の日下由紀三氏、西表島カヌー組合長の中神明氏、西表島エコツーリズム協会長の森本孝房氏がパネリストを務めた。 この中では、ヒナイ川の現状と問題点、その解決策について議論があり、利用のルールを作って自然環境の負荷軽減を図るべきーなどという意見が出た。会場からは「自然と密接な関わりを持つ地域の文化・伝統もツアーの内容に取り入れ、西表島の人々の暮らしについても理解してもらうべき」「単なる体験ツアーではなく、環境教育の側面も持たせるべき」などという声が出た。 |
|
9日
| 竹富町名誉町民山中貞則氏の銅像建立 | |
| 「竹富町名誉町民山中貞則先生之像」建立記念式典 (主催・山中貞則顕彰記念事業期成会)が八日、西表島の竹富町離島振興総合センター敷地内で開かれ、山中瞳夫人と長男の山中貞人氏らによって、完成したばかりの銅像の除幕が行われた。故山中貞則元衆議院議員は、初代沖縄開発庁長官に就任。ホーバークラフト就航、海底送水、海底送電、波照間島かん水淡水化施設など、竹富町の島々の経済基盤や産業振興に多大な尽力で貢献し、一九七五年に竹富町の第一号名誉町民となった。 銅像の除幕式には、大盛武竹富町長、川満栄長竹富町議会議長、八重山市長会会長の大浜長照石垣市長、大浜高伸県八重山支庁長ら関係者約六十人が出席。東京から山中夫人と長男の山中貞人氏を招待し、厳かに除幕を行った。山中夫人は除幕後、ありし日の故中山氏を偲ぶかのように、銅像に触れ、感慨に浸っていた。 銅像は、同総合センター敷地内の一角(百十五平方b)に、高さ一b四十五aの台座と、勲一等旭日大授章受賞の衣装姿で微笑む、八十五aの胸像が建立された。 |
|
| 県が来年度予算内示新空港に71億円余 | |
| 県は七日、二〇〇六年度当初予算案を各部に最終内示した。一般会計の総額は五千九百五十八億円(対前年度比一・七%増)。新石垣空港関係は国庫補助と県単独予算で総額七十一億千八十二万円余となった。前年度比で六十五億六千五百七十四万円もの伸び。県新石垣空港建設課によると、用地取得費が主な内容で、ほかにモニタリング調査費などが盛り込まれている。 国庫補助は五十四億四千七十五万円、県単独予算は十六億七千六万円。 八重山関係の主な事業では、石垣空港のCIQ(税関、入管、検疫)施設整備事業費に七千八百二十七万円、八重山、宮古、慶良間諸島海域で選定したサンゴ礁最重要保全区域の保全対策に関するサンゴ礁保全対策事業に四千五百万円。八重山警察署新庁舎施設整備関連費も盛り込まれている。 深刻化している医師不足問題に関しては、離島・へき地医療を担う医師の養成を目的に、自治医科大への県内学生の派遣に要する経費(自治医科大学生派遣事業費)一億二千七百万円。離島・へき地勤務への動機付けとなる条件の調査などを通じ、医師確保対策を検討する医師確保対策検討調査事業費二千四百十四万円が計上された。 与那国空港整備事業は六億三千八百八十八万円。離島関係の事業では、離島活性化人材育成事業費、離島地域資源活用・産業育成事業費、離島活性化専門家対策事業費、離島地域ブロードバンド環境整備促進事業費などが盛り込まれた。 |
|
8日
| 16日に市長選公開討論会八重山JCが企画 | |
| 来月の石垣市長選に向け、八重山青年会議所(砥板芳行理事長)は、立候補予定者の公開討論会を十六日午後六時から、市民会館大ホールで開催する。市長選は四選を目指す現職、大浜長照氏(58)と前収入役の新人、友利一男氏(60)が立候補を表明。八重山JCは「(候補者に具体的な政策を掲げてもらう)ローカルマニフェスト型選挙を実現し、若年層や無党派層にも身近な選挙にしたい」と、政策本位の選挙実現に期待している。公開討論会に向け、市民から立候補予定者への質問事項も募集する。 八重山JC主催の公開討論会は前回二〇〇二年の市長選に続いて二回目。 七日、記者会見した砥板理事長は、選挙の争点について「国の三位一体改革で地方交付税などが削減されている。市が自立するための政策を公表することで、争点はおのずと見えてくると思う。新空港も、開港までにやるべきことは、いくらもある」と述べた。 八重山JCによると、大浜、友利両氏は公開討論会への参加を了承している。 公開討論会は、各立候補予定者が自分の政策を述べたあと、コーディネーターから個別の質問を受け付ける形で進行。立候補予定者同士が質問をぶつけ合う「クロス討論」も予定している。一問一答の「YES、NOクイズ」もある。 |
|
| 命の尊さ語る八重高で講演会 | |
| 体中の運動神経が少しずつ消えていく脊髄小脳変性病で、最愛の娘を亡くした木藤潮香さんの「自分の人生〜命の尊さ〜」をテーマにした講演会(主催・八重高フォーラム三十一期実行委員会)が七日、八重山高校体育館で開かれ、全生徒と父母らが聴講した。 木藤さんは、高校時代も難病と戦ってきた、気丈で純粋な娘の生き方を通して、同世代の高校生たちに、命の尊さを切々と語り、体験談は聴く者の心を揺さぶった。いじめに対しては勇気を持って行動すること、生きる姿勢として自分の考えをしっかりと身につけること、小さなことでも目標(夢)を持つことなどの大切さを話した。 娘の亜矢さんは、自分の生きる道を自分で考えて生きてきたと紹介し、「自分で決断したことは一つの節目である。次の節目の選択までに心が成長している」と、人生は選択と決断で構築するものと、助言した。 亜也さんは二十五歳で永眠。中学三年から書き始め、症状が進行して筆が持てなくなった二十一歳までの日記「1リットルの涙」が出版され、映画やテレビ番組でも放映。全国で反響を呼んだ。「いのちのハードル 1リットルの涙 母の手記」「ラストレター 亜也の58通の手紙」も出版されている。 |
|
7日
| 米原リゾート計画最高五階建てに見直し | |
| 石垣市米原キャンプ場東側に計画されている米原リゾートホテル開発計画(仮称)」の問題に関する住民説明会が四日夜、米原公民館で行われた。当初、計画していた地上十三階、全三百三十室の高層タイブを見直し、集合コテージなどを中心にした最高五階建て、全収容二百室とする新計画案を説明した。この日の説明会は、業者側の主催で、地元住民約四十人が参加した。 同開発計画は、ホテル建設は、葛サハウジング(大泊吉博代表)と大和ハウス工業梶i村上健治社長<回90>=<回終>本社・大阪市)が共同で計画。当初は、敷地面積七万三千五百三十三平方b。施設は地下二階、地上十三階と地上五階建ての各一棟、コテージ平屋建て五棟の計三百三十室。そのほか、屋外プールやエステ棟、駐車場を設置する計画だった。 十月の着工を目指して計画されていた。地元住民が説明不十分だとして、不満を訴えていた。 この日の住民説明会では、土地所有者で開発業務許可までの業務を行う葛サハウジングと事業主の大和ハウス工業鰍フ担当者が新計画案を説明した。 新計画案は、敷地面積八万二千平方b。施設は五階建ての集合コテージ四棟(百七十六室)、二階建てのコテージ八棟(二十六室)と、全二百室。最高でも建物を二十b以下とし、屋根を赤瓦に敷地内には在来種の植物を樹木し、景観に配慮した。このほか、地域住民から館長を着任させ、コミュニティーのための小さな博物館「よねはらアーカイブス」を建設することを説明した。 |
|
| パワフルに八養祭 | |
| 光かがやけ パワフル 八養祭」をテーマに、県立八重山養護学校(仲本英立校長)の第二十七回「八養祭」(舞台発表の部、展示発表の部)が五日、同校で開かれた。 体育館で行われた舞台発表では、高等部の生徒十五人が「愛を永遠に」を合奏。中学部の生徒は「友だちほしいなおおかみくん」と題する演劇を披露した。高等部も「ハリーポッターいないけど」の演劇、小学部は「ぼくたちの世界に一つだけの花」の劇遊びを熱演し、会場から大きな拍手が送られた。 児童生徒を代表して、高等部の寄川大悟君が「キラキラ輝くスポットライトを浴びて、頑張って演技する。歌も心を込めて歌う」と、あいさつした。フィナーレは「パーム・パーム」「旅立ちの日に」の二曲を全体合唱した。 展示発表の部は、絵画、陶芸、工作、絵日記など学校生活で制作した作品が並び、大勢の父母らが鑑賞していた。 |
|
6日付は休刊
5日
| 市長選、投票まで一ヵ月自民県連は自主投票に | |
| 石垣市長選は来月五日の投票まで一ヵ月に迫った。四選を目指す現職、大浜長照氏(58)と、新人で前収入役の友利一男氏(60)の一騎打ちが濃厚。革新色の強い候補者同士の激突という異例の構図になる見通しだ。保革相乗りを訴える友利氏は「革新色」を維持しながら、保守層の支援も受けたい考えを示しているが、市幹部として三十年間革新市政を支えてきた経歴に対し、保守層には根強い反発がある。独自に友利氏の推薦を決めた自民党石垣支部(支部長・石垣宗正市議)でも友利氏の支持については意見が分かれており、同支部は取りまとめに苦慮している。友利氏はきょう五日、石垣で後援会事務所開きを行う。大浜氏は九日、総決起大会を市民会館大ホールで開催する。告示は二十六日。 自民党県連(嘉数知賢会長)は四日、友利氏の推薦を見送った。地元でも、保守系市議十一人のうち、自主投票を主張する四人が事実上、戦線を離脱。保守層内で亀裂が表面化しており、地域によって、選挙戦に向けた体制の構築に差が出そうだ。 一方、革新系政党の社民、社大、共産と、革新系労組の自治労市職労は、いずれも大浜氏の推薦、支持を決めており、現時点で、友利氏の出馬による革新層の組織的な分裂は起こっていない。大浜陣営は九日の総決起大会を皮切りに、女性部総決起大会、青年部総決起大会、労働者総決起大会なども計画しており、選挙戦に向けた組織固めを先行させている。友利陣営は、出馬表明の出遅れ挽回も今後の課題になってくる。自民党は今選挙で、大浜氏の多選批判を最大の争点に据える考えを示している。友利氏も先月二十七日の出馬表明で、多選禁止条例の制定に前向きな姿勢を示した。大浜陣営にとっては、市政の刷新とマンネリ打破を訴える声に、どう応えていくかが課題になってくる。 |
|
| 信頼される保育士に市が研修会 | |
| 〇五年度市保育士研修会(主催・市)が四日午後二時から、市健康福祉センターで行われた。同研修会は、保育士の資質の向上を図り、幼保一体化などの保育を取り巻く情勢の変化を把握し、実践する知識と技能を取得することが目的。市内に勤務する保育士約百人近くが参加した。研修会では、キリスト教女子短期大学保育科教授の喜友名静子氏(62)が「変化する社会のなかで『保育の質』にこだわるとは」をテーマに講演をした。喜友名氏は読谷村出身で同大学では保育原理、保育実習指導などを担当講義している。 少子化社会など育児環境の多様化した中で、母親が安心して育児できる環境づくりの構築の必要性を訴え、子育て支援の拠点で勤める保育士に母子ともに信頼される人間性などを求めた。参加した保育士らは喜友名氏の講演をメモに取りながら、熱心に聞き入っていた。 |
|
4日
| 「大麻クッキー」所持で逮捕西表島の観光客 | |
|
西表島で大麻を混ぜたクッキーを所持していたとして、八重山署は一月二十六日、広島県広島市西区の自営業、古吉進容疑者(48)と同市の無職、城間健容疑者(28)を大麻取締法違反の容疑で現行犯逮捕した。城間容疑者は自宅で大麻を栽培しており、同署で余罪を追及している。吉古容疑者が大麻を混ぜたクッキーを所持していることを知りながら、同行していた妻のみどり容疑者(46)、娘の加代子容疑者(23)、里名容疑者(25)も二十七日、市内で逮捕された。五人の容疑者は容疑を認めているという。調べによると、吉古容疑者ら五人は観光目的で二十三日、西表島に入り、旅館に宿泊していた。吉古容疑者らからクッキーをもらって食べた従業員が中毒症状を起こし、地元の診療所に運ばれたことから、事件が発覚した。八重山署が今月二日に広島市内で行った家宅捜索で、城間容疑者の自宅から大麻の鉢植えと乾燥大麻が見つかった。同署は城間、吉古容疑者が自分で使用するために大麻の栽培、大麻を混ぜたクッキーの製造に係わっていたと見て、調べを進めている。 |
|
| 優しい心育てる平真小で人権の花運動終わり式 | |
|
植物を育てることで、人権尊重の精神を学んでもらう「人権の花」運動の終わり式が三日、石垣市立平真小学校(慶田盛京子校長)運動場で開かれ、昨年十月から取り組んできた同運動に一応の区切りをつけた。児童らは、運動期間中に主催者の那覇地方法務局石垣支局と石垣人権擁護委員協議会から配布された花の苗、プランター、鉢などで花を育て、校内を花いっぱいに広げた。標語、作文、絵なども創作。人権講演会など一連の運動で、人権について学んだ。終わり式には、同協議会の山田隆一会長が「花を育てることで、生命の尊さ、思いやりや優しい心も育ったと思う。これからも人権について学んでほしい」と、労をねぎらった。大浜長照石垣市長も「花を育てる際に書いた願いを忘れず、立派に大人になってほしい」とあいさつした。 |
|
3日
| 産婦人科医確保を石垣市、竹富町議会が決議 | |
| 県立八重山病院(伊江朝次院長)の産婦人科が存続の危機に立たされている問題で、石垣市議会(知念辰憲議長)、竹富町議会(川満栄長議長)は二日、相次いで臨時議会を開き、医師確保を求める要請を全会一致で決議した。不在が続いている脳神経外科の確保も求めた。両市町議員団は三日、合同で県などに要請活動を展開する。市議会では、大浜長照市長が、医師確保を内外にアピールする「郡民総決起大会」を開催する必要があるとの認識を示した。十七日には「離島・八重山圏域の医療を考えるフォーラム」(主催・三市町など)を開催し、この問題を含め、八重山の医療が抱える課題を論議する。 同病院の産婦人科医四人のうち、九州大の派遣医二人の任期が五月末で切れるため、六月以降、同科の診療が中止される可能性が浮上している。現在、民間の産婦人科もないため、八重山で出産ができなくなる恐れも出てきた。 両市町議会の要請決議では「妊婦の皆さんの精神的な不安と経済的負担を考えると看過できない異常事態」と訴えている。 八重山市町議会議長会(会長・知念市議会議長)は二十六日に臨時議会を開き、医師確保を求める要請を決議した。同議長会、市議会、町議会合同の要請団は三日、県庁と県議会を訪れ、この問題の解決を直訴する。 |
|
| IT産業新創出へ石垣市が発表 | |
| コンピュータやデータ通信に関する技術を駆使し、新産業の起業を目指す石垣市は、新年度から国庫補助を受けて「IT新産業創出体制強化事業」を導入することが確実となった。同事業の県予算内示を受けた大浜長照市長は二日、市役所庁議室で記者会見し、「六百人余りの大規模な雇用効果が期待できる。若者のUターンと定住につながる」と喜んだ。 同事業は、新年度から三億八千万円の予算総額で、事業の拠点となる施設のリフォームや同事業体制強化の推進などに着手し、〇七年四月から本格的にIT新産業がスタートする。 同事業の導入により、離島型ITビジネスの創造、I・Uターン雇用機会の創造、障がい者自立支援企業創出、新規学卒者就業率の向上、若年層来よう機会の創造、自然と共生した産業の創出、中心市街地の活性化などが図られる。情報通信基盤の整備、海底光ファイバー敷設、地域イントラネット整備により、島しょ性、遠隔性が是正されることになる。 市は昨年三月、海底光ファイバーによる超高速通信回線が実現。同事業導入に拍車を掛けていた。今後の方針として、市の商工振興課、企画調整課、情報推進課、福祉課、財政課などでプロジェクトチームを編成し、具体的な取り組みに着手していく。 |
|
2日
| 産婦人科存続の危機妊婦に不安広がる | |
| 県立八重山病院(伊江朝次院長)の産婦人科が存続の危機に立たされている問題で、島外出身の妊婦の間では、島内での出産に対する不安から、里帰りして出産する動きが広がり始めた。妊婦からは「重大な問題」「八重山に住めなくなる」などと悲鳴が上がっている。同病院では、四人の産婦人科医のうち、九州大の派遣医二人の任期が五月末で切れ、六月以降の診療が中止される可能性が浮上。後任確保のメドが立たない深刻な現状にある。事態を打開しようと、一日からは住民の署名運動も始まった。 六月に出産を控えている石垣市在住の仲本ルミ子さん(31)は、この問題が持ち上がってから、郷里の那覇市に里帰りして産むことを決めた。「病院の先生がいなくなるのは心配。八重山で産む選択肢はなくなった」と話す。 産婦人科が存続の危機に立たされている現状に「人口がこれだけあるのに、ありえないような話。心配だけれど、どうしたらいいのか分からない」と不安を訴える。 |
|
| 甲子園に向け決意新た決定から一夜明けた八商工 | |
| 春の甲子園の初出場が決まった八重山商工高校野球部(伊志嶺吉盛監督、部員二十二人)は一日、初出場で初優勝の目標を掲げ、グラウンドで練習を行っている。伊志嶺監督は「出場が決まっても選手らは、舞い上がることもなく、いい面で緊張が出ていると思う」と話した。同校は、今年に入って元旦以外は、昼夜を問わない野球漬けの毎日を送り、グラウンド内は練習開始の午後五時ごろから、甲子園での活躍に期待する市民やテレビや新聞を見た観光客らが見学に訪れるなどの注目を浴びる中、選手はバッティングで鋭い当たりを見せていた。練習は、基本の反復と徹底した打ち込みを行い、週末の四日間は、構内の「津梁館」で合宿。木、金曜日に第二多目的球場のナイター設備を利用している。ナイター練習では、キャッチボールや基礎連携プレーを中心にしたメニューを早朝練習は、走りこみや体力づくりに試合で使用するバットの一・五倍はある一・三`のバットで、素振りなどの基礎練習をしている。今月中旬からは、試合形式の練習に入る。同校は、三月十三日に甲子園に出発し、組み合わせ抽選会は十五日。開幕は二十三日。 |
|
1日
| 選手ら歓喜爆発八商工センバツ決定 | |
| 第78回全国選抜高校野球大会(3月23日から12日間)の出場校選考委員会が三十一日、毎日新聞大阪本社で開かれ、八重山商工高校の出場が決定した。一般選考枠で離島勢が出場するのは全国でも初めて。八重山の「悲願」が達成された。同日午後、毎日新聞社から、同校の福仲憲隆校長に出場決定の連絡が電話で入り、福仲校長から報告を受けた二十二人の部員らは、歓喜の雄叫びを上げた。伊志嶺吉盛監督は胴上げされ、何度も宙に舞った。同校には大勢の父母や地域住民が続々と集まり、選手を祝福。公民館の獅子舞などが演じられた。市役所前では盛大に祝賀会が開かれ、市民らが八商工の快挙を喜び合った。出場決定の連絡が同校に入ったのは午後三時五十分ごろ。グラウンドで待機していた伊志嶺監督と部員に、福仲校長が歩み寄り「出場おめでとう」と書いた紙を掲げ、朗報を伝えた。 その瞬間、歓喜を爆発させた選手たちの雄叫びが、グラウンドに響き渡った。伊志嶺監督が何度も胴上げされ、地元、真栄里公民館の獅子舞、同婦人会や同校郷土芸能部のモーヤーが始まり、周囲は興奮の渦に包まれた。(帽子を投げ、歓喜を爆発させる選手ら) |
|
| 祝福の声広がる市役所前に市民集まる | |
| 八重山商工高校野球部(伊志嶺吉盛監督、部員二十二人)の選抜高校野球大会の出場が決定した三十一日、郡内は、喜びに沸いた。同校構内には、全国からマスコミ四十社約百人が駆け付け、注目の高さがうかがえた。グラウンドで行われた決定報告には、部員の前で真栄里公民館の旗頭や獅子舞、同校郷土芸能部の演舞などが披露され、離島勢初の一般出場を祝福した。また、夢実現甲子園の会と市が市役所前広場で郡民祝賀会を催した。 真栄里公民館は、八重山商工高校の誘致活動の時期からの関係で、植樹やグラウンド整備など交流は深く、細工忠郎公民館長は「九州大会を準優勝し、センバツ出場をほぼ確実にしたころから企画していた。地域住民で祝福したかった」と笑顔で話した。グラウンド内では、青年、婦人会、老人クラブなど多数詰め掛け、旗頭や獅子舞を演舞するほか、八島マリンズ、少年武蔵など学童野球は「甲子園出場おめでとう」の横断幕で祝福した。市役所前広場では、夢実現甲子園の会と市による「郡民祝賀会」が催され、真小マーチングバンドや平田観光鰍フ社員による太鼓の舞などを披露。広場を埋め尽くす多数の市民と一堂に乾杯し、夢実現に酔いしれた。(写真=祝賀会で踊り出す人も) |
|