かながわの「スカウト会館」
「スカウト会館」の建設について
(1)昭和54年11月1日 会館建設用地として横浜市旭区中尾町55番33 平成8年10月21日地番改正 現在(旭区中尾二丁目1-14)二俣川自動車運転試験場隣接地の県有地66 5.63m2 の貸与が決定した。
(2)昭和54年12月10日ボーイスカウト建築委員会の設計原案を財団法人設立準備委員会に於いて検討し、当建築委員会を設立準備委員会の組織として委嘱する。
(3)昭和54年12月24日会館建設基本計画書を作成、昭和55年9月末日会館建設完了を目 標として、建築設計事務所に設計依頼する。
(4)昭和55年2月1日 会館建設用地の土地貸借契約を締結する。
(5)昭和55年3月15日 会館建設施工業者を決定、契約締結する。(請負金額1億1,760 万円)
(6)昭和55年10月25日 会館建設工事竣工する。
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財団法人神奈川県少年少女育成指導協会設立趣意書
昭和53年(1978年)10月
今日的社会の呈する異常までの情報の氾濫は、世代的境壁を打ち砕き、生き行く者としての‘人”の理念的基盤までをも崩壊させつつある。本来生き生きとしてあるべき青少年も、決して例外ではありえない。 彼等はその早期から社会の抱く内憂・苦悩を目前にさらされ、社会現象としての各種事件・犯罪等のゆがみについて耳目にさらされつつあるのであり、それゆえに明日の社会に対しての自己の位置付けの不安定性を、常に醸成せられつつあると言うことが出来る。 また 昨今における青少年層の犯罪の激増と、自殺行為の多発現象は、かつての盲目的高度経済成長政策下時代に軌道もなく押し進められてきた高学歴化(テクノロジーとテクノクラートに対する無差別的開発と獲得の煽り)と、それに伴っての異常なまでの競争社会の出現とにあいまって、刹那的行動を現象せしめた結果ともいえるのである。 現代社会は日々有機体化しつつあり、その末端に至るまでシステム化され、人はその下に否応なく卑小化の一途をたどりつつある。ことに明日の社会の担い手としてある青少年は、その心身の成長期において現下のカオス的社会現象にまきこまれ、正常なる成長を多面にわたり阻害されつつある。かりに本状況下において彼等がこのまま放置されるなら、明日の社会は今日よりもより困難なる問題をより多く抱え込むことは必然であり、もっとも配慮を加えねばならない青少年層に対し、われわれの思いとはうらはらに、多大なる苦悩を強いることになるであろう。 青少年が明日の社会において、今日よりもより良き生活環境を手にし得るよう努力し、そのための整備に努めることは、大人としての我々の任務であり責務であると考える。 青少年に対する行政努力が、今日真剣に考慮され実行整備されつつあることを我々は認識している。しかし、それは決して十分なものとしてではなく、民間に置ける背局的な活動なくしては、その実をあげ得ないものと理解する。今や単に、行政を批判し傍観しているときではない。重要なことは我々の子孫は我々が責任をもって育て上げるという積極的な姿勢を示すことである。 我々は今日まで青少年の健全なる育成を企図し、そのための活動を多方面にわたり行なってきた。そうした経験に基づき、その蓄積された体験と能力を駆使し、より確かな青少年のための活動を行いたいと願い、本財団を設立し整備された施設としての会館を本拠として、県下における各種青少年運動こ携わる個人と団体とに対し援助協力をなし、その発展を援け、かつ本財団の自主事業として寄付行為に記載した如く、青少年に対し広く社会への自己主張・提言等の機会を与え、更には青少年問題の研究・研修事業等への参加の呼びかけを通じ、国際的友愛と相互扶助の精神を扶育し、明日の青少年指導者を養成し、もって健康にして明朗なる文化的国家の建設に寄与せんとするものである。 *カオス(混沌・曖昧)
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