ホダ木の生産
ホダ木とは、しいたけを栽培するための木のことです。
ナラの木が良いとされ、中でも北海道ではコナラやミズナラが好まれます。
厚い樹皮のカシワナラでは、しいたけが樹皮を破って発生する際、形が歪になるので比較的樹皮の薄いナラがよいとされます。
木の中身も重要で中の芯が出来るだけ小さく、白い身の部分が多い方が効率よく収穫できるそうです。
樹齢は20年〜25年程に育った木がホダ木に適しています。
大西林業が作業する白老町社台の山林は過去に炭焼きや造材で開伐された山林で、
樹齢30年〜50年のコナラを主とした林層が広がっております。
この場合、根の太い部分は炭に焼き、枝部分をホダ木として使用します。
毎年、木から水分が抜ける10月末頃から生産を開始し、翌年の3月末まで続けます。
炭の需要が落ちる冬期の大切な収入源です。
水分が木に残っていると皮が剥がれやすかったり、切り口から雑菌が入るなどして、しいたけの菌に悪影響を及ぼすので
ホダ木の生産は冬限定の仕事と言えます。
大西林業では毎年約6万本を生産し、道内各地域のしいたけ業者に納品しております。
ホダ木生産に欠かせない道具。






【ゼノアの中型チェンソー】
過去にはハスクバーナーやスチール製も使用した。
【ナタ】細かい枝を落とすのに使う。


【尺棒】 3尺の棒。ホダ木の寸法は3尺で全国共通。
【ワイヤー(玉つき)】 切り倒したナラの木をブルドーザーのウインチで
巻きつけ運ぶ際に使用する。 1回の搬出で3本〜8本程度を使用する。
【コマツの2tブルドーザー】 木の搬出、林道整備などに使う。
【土場】ドバという。 切り倒した現地で玉切る場合もあるが
整地した場所での玉切り作業の方が安全で丁寧な仕事ができる。