私たちの身体は、自分が食べたもの、飲んだもの以外のものからは何ひとつ創られません。これは学問的に真実です。
-ロジャーウィリアムス

食生活が豊かになったといわれる現代、私たちは本当の意味で十分な栄養を取っているのでしょうか?確かに、私たちは十分すぎるほどの脂質、動物性たんぱく質、炭水化物を毎日取っています。しかし、昔より確実に減っている栄養素があります。それは、ビタミン・ミネラルです。文部科学省が出している、日本食品標準成分表によりますと、1950年のほうれん草は、100gあたり150mgのビタミンCを保有していました。しかし、2000年には、約35mgのビタミンCしかなかったのです。これは、ほうれん草だけに限らず、多くの食品に言えることです。このように私たちは、食品から十分なビタミンミネラルを摂取できていないので、体の中で不足症が起こり、続いて欠乏症が起こるのです。この不足症、欠乏症が生活習慣病をはじめ多くの病気の原因となるのです。ですから、私たちは十分なビタミンミネラルをとるり、不足症・欠乏症にならないようにしなければならないでしょう。そして、現在の食品の栄養価が下がってしまった現代、良質なサプリメントで補う必要があるでしょう。では、その他に病気にならないようにする為には、いったいどのような事をすればよいのでしょうか?

体には外部の細菌、ウィルス等から体を守るために、免疫機能があります。この免疫機能がバランスよく働いていると、私たちは細菌やウィルス性の病気にかかりにくくなります。ところで、皆さんは病気になると薬で病気を治しますか?薬で病気が治ると思っていますか?薬というのは一時的な症状を抑えるものであって、病気を治すものではないのです。病気を治すのはあくまでも自分自身の体なのです。私たちの免疫機能を高める事が健康を維持するために大切な事です。しかし、最近免疫不全の病気や、免疫が落ちているために細菌やウィルスに負けて病気になってしまう人が多くいます。免疫を上げるためにはどうすればよいのでしょうか?

免疫機能を高めるためには細胞間での情報伝達がスムーズ行われる事が必要不可欠となります。人間には約60兆個の細胞からできていて、その細胞のひとつひとつにアンテナのようなものがついています。このアンテナを糖鎖を言います。この糖鎖が司令塔となり、細胞間の情報伝達という重要な役割をしています。糖鎖は8つの単糖から構成されています。全ての細胞には糖鎖がついていて、細胞の役割によって8つの単糖の組み合わせが異なります。残念ながら、現在の食品からでは多くて2つの単糖(グルコースとガラクトース)しか十分に摂取できません。もし、8つの単糖が体の中に十分にあれば、糖鎖が司令塔として十分な機能を果たし、免疫機能を高め、不足している栄養素を必要としている細胞に効率よく吸収させる事が可能となります。しかしながら、糖鎖はひとつの細胞に約10万本必要といわれていますが、現在の人の一つの細胞には約3-4万本の糖鎖しかないといわれています。ですから、免疫機能が低下し、免疫疾患などの病気が起こっています。ですから、私たちは、細胞の糖鎖を整える事で病気の予防をし、また自己治癒力が働いて病気からの回復がなされるのです(下記リスト参照)。

(アメリカ、オーストラリアを含む)
- 脳卒中後遺症
- 動脈硬化症
- 糖尿病
- 慢性関節リュウマチ
- 骨粗しょう症
- 喘息
- アレルギー性鼻炎
- 花粉症
- うつ病
- ダウン症
- インフルエンザ
- 慢性中耳炎
等 計65病名

人生を最後まで生き生きと健康な体でいるためには、今からの予防が大切です。早期発見では遅いです。今から病気にならないように予防しましょう。十分な睡眠、適度な運動、ストレスをためない、精神的な安定、食生活に配慮し、その上で、糖質栄養素のサプリメントと良質なビタミン・ミネラルのサプリメントを取ることをお勧めします。さあ、今から予防を始めましょう。

2006/11/17 日本経済新聞テクノロジー欄
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