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            音響関係用語集 

 

 

 

機器編

マイク

ダイナミックマイク  普通、マイクといえばこれ。丈夫で長持ち。

構造はスピーカと同じ。(インターホンは、マイク兼スピーカ)

コンデンサマイク  音質は非常に良いが、あまり丈夫では無い。

乾電池またはファンタム電源が必要。少し高い。

ピンマイク  タイピン型のマイク。小さく軽くなければならない

ので、コンデンサマイクが利用される。

集音マイク  OFFマイクで使用するため、感度を上げたマイク。

ピストル型をしたものはガンマイクと呼ばれる。

バウンダリーマイク  平べったい形をしており、床に置いて使う。

床からの反射音も拾うことになる。

エレベータマイク  舞台に埋め込まれており、油圧または電動で

上下させる。舞台袖またはミキサー室からコントロールする。

3点吊マイク  天井から舞台前に、ワイヤー3本で吊り下げる。

手動または電動のウインチで巻き上げる。普通はステレオ。

エアマイク  客席の音の状態を確認したり、客席の音を拾うために、

客席後部に設ける。2本取り付けステレオにする。

マイク

スタンド

卓上スタント  普通は2段であるが、3段のものもある。

また、グーズネック式のものもある。

フロアスタンド  2段であり、フリーストップのものもある。

グーズネックを取り付けることもできる。

ブームスタンド  ブーム(横棒)が付いたスタンド。

楽器を持つ場合には必需品。

ミニブーム  背の低いブームスタンド。

楽器の収音に使う。

マイクホルダー  マイクを取り付けるためのもの。

差込式と挟み込み式があり、ゴム紐で吊っているものもある。

マイク

コード

コード   4芯シールドを使うが、単芯2芯のものもある。

コネクタ  3ピンキャノンまたはその互換のものが使われるが、

      複式プラグ 単頭プラグも使われる。

単頭――単頭のコードは、エレキギターとギターアンプを接続する

のに使われ、シールドと呼ばれる。

3ピンキャノンのコードは4種類あり、次のようになっている。

混合方式           メス―――オス 2番ホット  @

アメリカ方式         メス―――オス 3番ホット  A

ヨーロッパ方式マイクコード  メス―――メス 2番ホット  B

ヨーロッパ方式延長コード   メス―――オス 2番ホット  C

@とAは、芯線の色の使い方が逆になっているだけ。

@とCは、全く同じもの。

世界的に混合方式に統一されつつある。

なお、カナレの標準品は、アメリカ方式である。

マイク

コンセント

キャノンのメスが一般的。

複式ジャック 単式ジャックは、今では使われない。

特殊用途として、16chマルチコネクタを使用することもある。

壁に埋め込むものと、床に埋め込むものがある。

また1口用と2口用が、標準で用意されている。

パラボックス

パラパラボックス

マルチコネクタをキャノンコネクタに変換するためのボックス。

16chが標準であるが、12ch8chもある。

キャノンコネクタはオスメス両方が付いており、パラ接続されている。

マルチコネクタが1個しか付いていなければパラボックス、

オスメスが1個づつ計2個付いていればパラパラボックスである。

これらを接続するためには、マルチケーブルが必要である。

なお、カナレの標準品は、アメリカ方式である。

コネクタ盤

コネクタ架

マイクコンセントおよび入出力パッチ盤が接続されている。

コネクタ盤が複数ある場合は、ワタリ回線も接続されている。

コネクタはキャノンと16chマルチであるが、ワイヤレスアンテナ

映像用のBNC、インカム用のコネクタ等も搭載される。

上手舞台袖コネクタ盤  下手舞台袖コネクタ盤

客席コネクタ盤  等がある。

また、宴会場等で使用されるワゴン接続盤もこれにあたる。

入力パッチ盤

入力パッチ架

ミキサー室に設置されるコネクタ盤である。

マイク等を接続するのが目的では無く、入出力を任意に接続変更す

るためのものなので、パッチ盤と呼ばれる。

架の場合は、ワイヤレス受信器を収納する場合もある。

キャノンコネクタを使用することが多いが、スペースが無い場合は

239号ジャックやバンタムジャックが使われる。

テレコ卓

カセットデッキ DAT MD CD VTR DVD 等を

収容し、ミキサー卓の傍に置くものである。

高級なものは、キャノンコネクタを使い、平衡で入出力する。

レコード卓

オープン卓

レコードプレーヤーやオープンデッキを収容した卓である。

今では、もう必要ないと思われる。

効果卓

リバーブ ディレイ イコライザ 等を収容したもの。

テレコ卓同様、常時操作できるようミキサー卓の傍に置く。

たいてい、テレコ卓と一緒になる。

音響調整卓

ミキサー卓のことであり、本設備の心臓部と言えるものである。

大きく分けると4つの部分に分けられる。

@入力部    マイクやステレオ機器の入力の音質や音量を

        調整し、出力部に送る。

A出力部    入力部からの信号を混合し、音質や音量を調整し、

        グループ出力やマスター出力として出力する。

        合わせてマトリクス部にも信号を送る。

Bマトリクス部 グループ出力やマスター出力を適宜混合し、

        パワーアンプに出力する。

C制御部    PFLやAFLのCRモニタ部やオシレータ部で

        あり、制御や試験に使用する。

エレベーターマイクや3点吊りマイクのコントローラーを組み込む

こともある。

大型になればなる程、アナログ制御よりデジタル制御の方が安く作

れるので、デジタル制御が多くなる。

この頃では、16chデジタルも出てきた。

出力パッチ盤

出力パッチ架

ミキサーの出力 各種イコライザ パワーアンプの入力を

自由に接続できるようにするためのコネクタ盤。

電力増幅架に搭載される場合も多い。

入力パッチ盤を参照。

音響調整架

各種イコライザを実装した架。

電力増幅架と一緒にされる場合も多い。

DLY ディレイ  音を遅らせ、スピーカからの距離の違いによる、

    エコーの発生を防ぐ、

COMP コンプレッサー  大きな音になるほど増幅率を小さくし

     過大入力によるスピーカの破損を防ぐ。

LIM リミッター  ある大きさ以上の音は出さないようにし、

    過大入力によるスピーカの破損を防ぐ。

GATE ゲート  ある大きさ以下の音は出さないようにし、

     無音時のホワイトノイズを防ぐ。

GEQ グラヒックイコライザ  1/3オクトーバ毎に音量を調整

    することにより、音質を調整する。

PEQ パラメトリックイコライザ 周波数とその周波数の音量を

    調整することにより、音質を調整する。

NOTCH   ノッチフィルター ごく狭い幅の周波数の

     音量を下げることにより、ハウリングを防止する。

     プレノッチとオートノッチの2種類がある。

C/D  チャンネルデバイダ 音を周波数軸で2〜3分割し、

     マルチチャンネルシステムにする。

     当然、スピーカもマルチチャンネルになる。

   注 チャンネルデバイダの機能を、スピーカボックス内で行う

     ことも考えられ実際に行われている。

     この場合のチャンネルデバイダは、ネットワークと呼ばれ、

     コイルとコンデンサと抵抗で構成される。

上記は単体の機能を表しており、いくつかの機能を組み合わせて、

1台のユニットを構成するのが普通である。

最近はほとんどデジタル化されており、全ての機能を持つように

なってきている。

電力増幅架

パワーアンプを搭載した架。

発熱が大きいので、換気対策が必要。

ファンを付ける場合は、その回転音にも注意。

パワーアンプは能率が悪いので、電源にも注意が必要。

出力パッチを設けておくと、パワーアンプの故障時に便利。

コネクタは、4ピンキャノンかスピコンになる。

スピーカ

スピーカユニット  裸のスピーカのこと。各種ある。

  フルレンジ   全音域をカバーするもの。16cmが多い。

  ツイータ    高音部専用。

  スコーカ    中音部専用。

  ミッドレンジ  スコーカと同じ。

  ウーハ     低音部専用。

エンクロージャ   スピーカボックスのこと。各種ある。

  密閉型     空気の逃げ道の無いもの。

          スピーカの基本。

  開放型     裏板の無いもの。

          バンド関係で使われる程度。

  バスレフ型   低音を補強するための穴を設けたもの。

          最も多く使われている。

  ホーン型    円錐または角錐型のホーンを付けたもの。

          能率が良い。高音部に多く使われる。

  フロントロ−ディングホーン

          箱の前面に、ホーン状の角度を付けたもの。

  バックローデングホーン

          箱の中をうまく区切ってホーン状にしたもの。

スピーカ

システム

スピーカユニットをエンクロージャに組み込んだもの。各種ある。

  ワンウエイ  フルレンジスピーカのみを搭載したもの。

  2ウエィ   ツイータとウーハを搭載したもの。

  3ウエイ   ツイータとスコーカとウーハを搭載したもの。

  ホーン    ドライバーとホーンを組み合わせたもの。

  ウーハ    ウーハのみを搭載したもの。

  サブウーハ  ウーハと同じであるが、チャンネルデバイダを

     使用せず、低音部を追加する方式の場合は、サブウーハ

     と呼ばれる。パワーアンプを内蔵することも多い。

  スーパーウーハ  重低音用のウーハを搭載したもの。

スピーカ

(固定)

 

 

プロセニアム  プロセニアムアーチの上部に取り付けたもの。

        1〜3組が取り付けられる。

        ホール全体をカバーするので大型になる。

        これの真下は客席になる。

サイド  プロセニアムアーチの下部に取り付けたもの。

     当然、上手下手それぞれに取り付けられる。

     ホール全体をカバーするので大型になる。

     プロセニアムよりも大切という人もいる。

ステージフロント  ステージ前面の立ち上がり部に埋め込まれる。

           普通は4個。

           客席最前部をカバーするためのもの。

           最近は、使われなくなってきた。

ウオール  客席の横の壁に取り付けられる。

      方向性音に方向性を持たせるためのものであり、

      小型のスピーカが使われる。

シーリング  客席後部の音が届きにくい場所の天井に取り付ける。

       2階席がある場合は、特に必要になる。

ロビー系  ロビー 通路 等に取り付ける。

      諸案内用であり、小型のものが多いが、

      子供連れ用に中型のものを付ける場合もある。

楽屋系  楽屋に取り付け、舞台の進行状況を知らせるためのもの。

     小型のものが多い。

運用系  舞台袖 奈落 調光室 事務室等に取り付け、

     スタッフに聞かせるためのもの。

固定はねかえり  舞台の袖に取り付けられ、舞台に音を出すもの。

         踊り等には必要となる。

モニター  ミキサー室に取り付けられる。

      普通は2個取り付けられるが、

      プロセが3個の場合は3個にする場合もある。

スピーカ

(移動)

ステージ  ステージ上に置き、客席に音を出すためのもの。

      プロセの音像を下げたり、サイドの音像を中央に寄せ

      たりするのに使われる。

      これだけで、拡声する場合もある。

ハネ返り  ステージモニターともフォールドバックとも呼ばれる。

      演者や話者に直接聞かせる事により、遅れて届くハネ

      返り音をキャンセルする。

      また、自分の出した音が聞こえることにより、

      演奏し易くなり、話易くもなる。

スピーカ

コンセント

4ピンキャノンメスが使われることが多い。

キャノンの場合、ピンの使用方法が決まっていないので注意が必要。

個人的には、カナレ方式が良いと思っている。

4番ピン  1ch ホット   赤

3番ピン  2ch ホット   赤クリア

2番ピン  1ch コールド  白

1番ピン  2ch コールド  白クリア

スピコンが使われることも多くなってきた。

スピコンには1+ 1− 2+ 2− と刻印されている。

単chの場合は、アンプ出力とスピーカ入力で、1chと2chが

パラ接続される。

スピーカコード

 

キャノンのものとスピコンのものがある。

規格が定まっていないので、注意が必要。

BOSEの802Vはスピコンであるが、802Uは3ピンキャノン

オスが2個なので要注意

電源

パワーアンプの能率は60%と悪いので、電源容量も多く必要。

パワーアンプの全容量の2倍用意しておけばまず安心。

アース

音響の場合は、ノイズの誘導を防ぐために行う。

基本は、音響専用アースで、電力増幅架で1点アースだと思う。

インカム

ホール音響にはインカムが必要不可欠となる。

有線式のクリアカムが多いと思うが、無線式も出てきている。

音響系 照明系 の2チャンネルが多いと思うが、

ワイヤレスの場合は大道具系もあれば便利ではないかと思う。

ITV

ミキサー室と調光室は、両舞台袖と緞帳が下りた舞台を見たい。

楽屋と事務室からは、舞台を見たい。

事務室は、駐車場 玄関前 ロビー 廊下を監視したい。

等々、監視カメラも必要になる。

 

 

 

技術編

5.1ch

5台のスピーカと1台のサブウーハで音を再生する方法。

センタースピーカ    主に台詞を担当

メインスピーカLR   主に音楽を担当

リアスピーカLR    後ろからの音を担当

サブウーハ       重低音を担当

5.1chで再生するためには、DVDソフト DVDプレーヤー

アンプ スピーカが、5.1chに対応していなければならない。

DVDプレーヤとアンプの間は、光または同軸のデジタル信号で

接続することがほとんどである。

とすると、ホールで使うにはアナログの5.1ch出力が欲しいが

それはどうなるのかな?

AES/EBU

デジタルオーディオ信号のプロ用伝送規格。

2ch 44.8KHz 24ビット の信号を伝送する。

CD用に44.1KHzも可能としている。

キャノン出力で110Ωのツイストペアで伝送するが、

75Ωに変換すれば5C−2Vでも伝送できる。

ところでその距離は?

AUX

オキジャリー。予備と言うような意味。

ミキサーでは、録音等に使う。

BTL出力

1台のパワーアンプには、普通2回路組み込まれている。

そこで、このパワー部を直列に接続し、大きなパワーが得られるよう

にするのがBTL接続である。

パワーアンプには、このための切替スイッチが付いている。

Achの信号は、反転させてBchに与えられる。

スピーカはAchの+端子とBchの+端子の間に接続する。

MATRIX

グループ出力とマスター出力を適当に混合して出力するための回路。

ハネ返りは微妙な音量調整をしなければならないので、これを使う。

OSC

試験用信号の発生器。

100Hz 1KHz 10KHz ピンクノイズ等を発生する。

PAN

パンポット。モノラル入力では、信号をLRに振り分ける。

ステレオ入力では、LRのバランスをとる。

PFL

プリフェーダリッスン。入力のフェーダーを上げないまま、入力信号を

モニターするためのスイッチ。

AFLアフターフェーダリッスンというものもある。

RMS

2乗平均平方根。  つまり実効値のことです。

実効値 100Vである商用電源の場合は、次のようになります。

最大値 √2*100=141.421356V

平均値 最大値*2÷π=90.06V

SEND/

RETURN

エコーマシンへの信号送出回路と、

エコーマシンからの信号入力回路のこと。

なお、エコーマシンからの入力信号は、操作し易くするため

通常の入力に接続することもある。

S/PDIF

AES/EBUの民生機用規格。コピー制限機能が付いている。

CD MD DVD 等に搭載されている、光デジタル音声端子

同軸デジタル音声端子がこれである。

アース

機器や回路を大地と結ぶこと。グラウンド 接地 とも言う。

筐体アース 機器のケースをアースと接続すること。

      筐体に誘導したノイズを大地に逃がし、

      回路に入り込まないようにする。

回路アース 機器のCOM回路のこと。接地とは意味が異なる。

      グランドリフトとは、筐体アースから切り離すこと。

      よって、接地されていない場合もある。

弱電アース 弱電専用のアース。電話と音響が主。

      強電アースとは、縁が切れていることが必要。

      ただし、大地を通して接続されている。

1点アース 複数の機器のアースをとる時に、

      アース線を放射状に配線し、1点でアースをとること。

      機器間にはアース電流が流れないので、

      ノイズに強くなる。

 

強電では安全のため行うが、弱電ではノイズ対策として行う。

ただし、アースをとったらノイズが増えたということもある。

基本は、音響専用アースで、電力増幅架で1点アースだと思う。

よって、架 盤 コンセント等が、強電アースに落ちないよう

配慮しなければならない(と思う)が、これが難しい。

建物の金属は全て強電アースに落ちているので、

@ 裏ボックスを固定するのにスタッドを利用したり、

A 盤や架を固定するためのアンカーが鉄筋に触ったり、

B 架が金属製ピットに触ったり、

C 配線のための金属管を接続したりすると、

それだけで強電アースされてしまう。

 

イコライザ

音量以外の音を加工する機器をイコライザと言うが、

アナログの単機能のものから、デジタルの複合機能のものに

移行しつつある。

また、ミキサーのデジタル化に伴い、これらの機能をミキサーに

持たせることができるようになってきた。

インピーダンス

無限の長さの電線を想像する。

この電線に信号を与えると、無限の長さなので絶対に戻っては来ない。

この線の途中で電圧と電流を測ると、電圧と電流の比である抵抗は

どこで測っても同じはず。

この比がインピーダンスである。

もし、線が切れてしまうと、線端にある電圧による電流は、行くとこ

ろが無いので戻ってきてしまう。

(と聞いたことがありますが、今だに理解できません)

エコーと

リバーブ

エコーは山彦のこと。

フラッターエコー  泣き竜現象のこと。

エコーマシン  エコーを掛けるための機械。カラオケには付きもの。

リバーブマシン  残響を付ける機械。エコーとは異なるが、

         エコーと混同することも多い。

シリパラ接続と

パラシリ接続

シリース接続   直列接続

パラレル接続   平行接続

シリパラ接続   シリース接続したものを、パラレル接続する。

パラシリ接続   パラレル接続したものを、シリース接続する。

ステレオ機器

ステレオ機器の定格出力は下記の通りである。

カセット VTR   −20dB  0.1V

    アナログなので、少々オーバー気味に録音した方が良い。

CD MD   0dB  1V

    この値は録音できる最大値である。デジタルなので、これを

    超えるとノイズになる。よって、録音は控えめにー10dB

    0.3Vくらいで録音しなければならない。

スピーカ

電気の振動を空気の振動に変換する機械。

能率は非常に悪く、92dBで1%、102dBで10%です。

定格入力は普通2つ書いています。

連続プログラム入力は、連続して加えても良い信号の最大容量です。

では、どういう信号なら連続して加えても良いのかというと、

音楽です。音楽なら山あり谷あり休みありですから、少しくらいなら

無理をさせることもできます。

RMSはホワイトノイズを試験信号に使います。

従って、山は無い代わりに、谷も休みも無く、精一杯働いている状態

です。これでは無理をさせる訳にはいきません。

その差は、約2倍です。

ダイバシティ

方式

アンテナを2本設置し、受信状態の良い方のアンテナを使う方式。

カーテレビやワイヤレスに使用される。

ダンピング

ファクタ

DF=スピーカのインピーダンス÷(アンプの出力抵抗+線路抵抗)

ホール音響では20 他の音響では10 は必要。

ノイズ

ホワイトノイズ 周波数特性が平坦なノイズ

  周波数特性を測定するときに使用する。

  音を出していないスピーカの、サーという音の原因。

  電流が流れることが原因であり、絶対温度に比例する。

ピンクノイズ  周波数特性が-3dB/octで減衰する試験用信号

  バンド幅が同じだと音圧レベルも一定のため、

  GEQの調整に使用する。

  自然界には存在しない。(自然界では-6dB/octになる)

 

パワーアンプ

パワーアンプは能率が悪いので発熱も多い。

電源部に大きなトランスを使うので重い。

というのが常識だったが、この常識が壊れつつある。

1ピットのデジタルアンプの登場である。

パルスの幅が出力の大きさを表すので、電流をON/OFFする

だけでよく、電源効率はものすごく良い。

スピーカケーブルの線路抵抗を下げ、ダンピンピングファクタを良く

するため、スピーカの中に組み込んだり、スピーカの近くに置いたり

する(秋田市文化会館)こともある。

マイク

空気の振動を電気の振動に変換する機械。

ダイナミックマイクの仕組みはスピーカと同じである。

(電動機モーターは発電機ジェネレーターでもある)

コンデンサマイクは、振動板の振動による静電容量の変化を電気信号

に変えているので、電源が必要。

電源は、乾電池の場合とファンタム電源の場合がある。

ファンタム電源とは、マイクコードを経由して電源を送る方式であり、

平衡接続の場合にのみ可能。ホット+ コールド+ シールド−。

大抵のミキサーは48Vファンタム送りが可能である。

ONマイク   マイクに近づいて使うこと。

OFFマイク  マイクから離れて使うこと。

陰マイク    客から見えない場所で使うマイク。

MC      司会用マイク。

ミキサー

ミキサーはデジタル化されつつある。

フェーダーの位置をパターンとして記憶できるので、

リハーサルのパターンを記憶させておけば、

本番ではそれを呼び出すだけで済む。

ホールだけでなく、ホテルや結婚式場でも使われるようになった。

が、もし間違いが起これば、大きな間違いになる可能性があり、

細心の注意が必要と思われる。

定格出力は0dB(1V)程度である。

ワイヤレス

電波法により規制されており、しばしば周波数変更される。

40MHz 400MHz 200MHzは使用禁止になっており、

現在は800MHzと300MHzが使用できる。

800MHz AX帯 71ch  要無線免許 要特ラ連への加入

        A帯 71ch  要無線免許 要特ラ連への加入

        B帯 30ch

300MHz      4ch

電波を使ったワイヤレスの弱点である、混信やノイズを防ぐため

赤外線方式のものもある。

こちらは、電波法の規制は受けないが、世の中には赤外線リモコンが

多数あるので、それらとの混信が懸念される。(この件未調査)

頭だし

すぐ音が出るよう、テープの再生位置を出しておくこと。

および、再生ボタンを押すだけにしておくこと。

素人が行った頭出しは、信用してはいけません。

5秒も10秒も頭出しの内ですから。

空気の振動の内、人間に聞こえる周波数のもの。

16Hz〜20,000Hzの範囲。

バス   87.3ふぁ〜329.7み   テノール 130.8ど〜440.0ラ

アルト 174.6ふぁ〜659.3ファ  ソプラノ 261.6ド〜880.0ラ

男性と女性では、1オクターブ違っている。

混声合唱の場合、男性は1オクターブ下の音で歌っている。?

 

速度は340m/秒くらいであり、温度が高くなると速くなる。

風上に向かう音は上に曲がるので遠くには届かず、

風下に向かう音は下に曲がるので遠くまで届く。

低い音は吸収されにくく、高い音は吸収されやすい。

空港の飛行機はキーーーン、空を飛ぶ飛行機はブーーーン。

音圧

音の大きさのこと。

人に聞こえる最小の音圧を0dBとし、dB−SPLで表す。

40dB−SPL  静かな部屋

70dB−SPL  普通の会話

90dB−SPL  ガード下の音

120dB−SPL  人が聞くことのできる最大音圧

130dB−SPL  鼓膜が破ける

騒音の大きさを表す単位に、dBAというものがある。

人間の耳の感度は平坦ではなく、4000Hzが最も高い。

よって、騒音は、人間の感じ方に合わせるためフィルターを通して

測定するのが決まりであり、そのように測定したという意味である。

なお、昔のホンという単位はこのdBAのことである。

音の和

同じ型番のスピーカが2台並んでいる。

1台に100Wの電力を供給したら、70dBの音圧が得られた。

そこで、もう1台のスピーカにも100Wの信号を与えた。

音圧は何dBになるか。            答え73dB

 

2A(W)>>A+3(dB)  10A(W)>>A+10(dB)

電力2倍で+3dB  電力10倍で+10dB  です。

人間は、音量を10倍にしても、2倍になったとしか感じません。

音のちょっととは、電力を2倍とか4倍とかというレベルです。

 

壁にアッテネータが付いている。

音がうるさいので、アッテネータを3から2にひとつ落とした。

スピーカの消費電力は何%減ったか。      答え75%

 

アッテネータの目盛をひとつ下げると、スピーカに加わる電圧は

半分になり、電力は1/4になります。

よって、3/4 つまり75%減っています。

さらに1に下げると、また1/4になり、

最初に比べると1/16になっています。

 

人間の耳は、小さな音から大きな音まで聞き分けられる、

超精密な器官です。

120dBの音は、0dBの音の、10の12乗倍ですから、

100万倍の100万倍、1兆倍です。

これ程に大きさに差がある音を聞き分けるため、

耳の感度は対数表示になっています。

 

CDは、16bitで表していますので、

音のレベルを65,536種類に分解していることになります。

さらに、AES/EBUですと24bitですので

16,777,216種類に分解です。

微妙な違いも聞き分けられる、超高感度でもあります。

 

音の方向感覚

人間の耳は左右に付いている。

従って、水平方向に対する方向感覚はすごく鋭いが、

垂直方向はそれほどでもない。

音の遅れ

2つのスピーカから出た音に、50msのズレがあれば、

人はそれを聞き分ける。

50msは、距離にして17mである。

音の方向性

 

 

 

 

 

前で話している人の声が、後ろから聞こえたらおかしいはずである。

しかし、マイクを使うかぎり、ごく普通に起こり得ることでもある。

人間は、@先に聞こえた音の方向

A大きく聞こえた音の方向

に、音源があると感ずる。

音の遅れと音の方向性を正すために、DLYが良く使われる。

音の位相

 

 

スピーカの結線が、LRで逆転していたらどんな音になるだろうか。

意外と気が付かないものである。

ただし、2つのスピーカから等距離にある位置つまり中心線上で聴くと

気が狂うような音に聞こえる。

人間は、周波数と大きさを感知するが、位相は感知していない。

そもそも、自然界に位相が反転した2つの音が存在することは無い。

また、左右の耳の距離が位相差を生む原因となっている。

(時間差も生むが、時間差は音源の方向を知るために役立つ)

さらに、反射音は、全て位相が狂った音である。

位相なんぞには、かまっていられないのである。

それが、たまたま、左右の耳が、位相が正確に180度反転した音を

聴くと、普段聴くことの無い音であるから、脳みそが計算できない

のではないだろうか。(私の考えに過ぎないが)

周波数が高いほど位相をずらすという回路がある。

この回路をアンプに接続してスピーカを鳴らすとどう聞こえるか。

確かに、オシロスコープで見ると、全く別の波形である。

しかし、人間の耳には、全く同じに聞こえる。

人間は位相を感知していないことが、これで判る。

人間は、周波数とその量だけで、音色を判断しているのである。

スピーカを自作される方は、ウーハーとツイーターの位相を合わせる

ことに、気を使うようである。

クロスオーバー周波数では、位相が逆転していたら互いに打ち消して

しまうし、位置がずれていれば減衰してしまうので、当然ではある。

ただし上述のように、クロスオーバー周波数以外では関係ない。

吸音率

音が壁に当たると、次の3つに分かれる。

反射するもの、吸収されるもの、透過するもの である。

吸音されるとは、反射してこない、ということであるから、

吸音率とは、吸収率と透過率を足したものである。

吸音率1つまり100%吸音する材料は空気。

空気は、反射率0 減衰率0 透過率1。

しかし空気は吸音材としては使えない。

残響時間を計算するには、500Hzでの吸音率が必要であるが、

吸音率を調べるのは、なかなか大変である。

吸音ボード

吸音ボードと称して、穴あきボードが市販されています。

しかし、穴あきボードはただ穴が開いているだけであり、

穴あきボード自体が吸音する訳ではありません。

穴あきボードと壁との間の空気層で音を反転させ、穴から戻してやる

ことで、打ち消しているのです。

スピーカのバスレフと同じ考えです。

従って、板の厚さ 穴の大きさ 穴の間隔 空気層の厚さ グラス

ウールの有無 グラスウールの重さ 等が、関係してきます。

ところで、誰がこの計算をするべきか、ということですが、

建築音響の分野ですので、建築設計が行うべきと思います。

建設費や意匠にも、大きく関わってもきますし。

それにしても、どうやって計算するのでしょうか。

吸音率さえ判れば、私でも計算はできます。

そこで、ボードメーカーに聞いてみましたが、ダメでした。

ボードメーカーは、ボードを作っているだけでした。

大手の建設会社が大きな音響ホールを建てる時に、1/10模型を

作って音響試験をしているのをテレビで視たことがあります。

基本的なデータは持っていたとしても、正確なところは実験して

みないと判らないのだと思います。

残響時間

音圧レベルが60dB減衰(1/1.000.000)するのに掛かる時間。

周波数が指定されていない場合は500Hzでの値である。

最適残響時間  その部屋でのその演目の最適な残響時間。

  小さな部屋では短くなり、大きな部屋では長くなる。

  ロックでは短くなり、クラシックでは長くなる。

  学者によって説が異なるが、大きな違いは無い。

平衡 不平衡

電気信号を送るには+−2本の線が必要であるが、2本の線が、

大地に対して同じ状態の場合は平衡、違っていれば不平衡。

マイクの場合、2芯シールドは平衡、単芯シールドは不平衡。

スピーカケーブルは平衡      同軸ケーブルは不平衡。

その回線が平行であるためには、

出力が平衡 ケーブルが平衡 入力が平衡 という、

3点セットが必要。

明瞭度

どれだけ明瞭に聞こえるかということ。

実際に耳で確認したり、測定することもできるし、

インパルス応答から計算することもできる。