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     HO−CAD Pao とは 

 

 

 

2次元汎用CADであるHO−CAD の、後継ソフトです。

現在のところ、Verは0.7で、β版となっています。

CAD&CGの平成20年2月号の付録の形で発表されました。

 

 

sfc p21 との互換性を第1に作成されています。

そのため、データ構造はsfcとほぼ同じようですし、

精度は倍精度に変更されています。

 

 

Windows95以降で動作します。

VistaでもOKのようです。

 

 

画面も操作方法も、HO−CADとあまり変わりません。

たぶん、説明書が無くても、すぐに動かせると思います。

 

 

扱える図面形式は、hoc jwc sfc p21 dxf の5種類です。

つまり、HO−CADと同じです。

 

 

現用HO-CADで作成した、図面データ 図形データ 線変形マクロを読み込めます。

JW図形データも読み込めます。

ただし、Paoで作成したデータは、現用HO-CADでは読込めません。

 

 

包絡 デジタイズ 等、まだ完成していないメニューもあります。

自動保存 ヘルプ も、まだ実装されていません。

 

 

 

 

特徴および変更点

 

 

Paoに同梱されている「リリースノート」と「パオのチュートリアル」も、

参照して下さい。

本資料は、これらを参考にして作成しています。

なお、チュートリアルは 1レイヤー1図面 になっていますので、

レイヤー毎に表示して下さい。

 

 

 

データに関係するもの

 

 

SXF仕様に準拠    データの仕様が、ほぼ完全にSXF仕様そのままです。

            そのため、SXFへの変換精度はほぼ100%です。

            ただし、β版では、まだ試験中の段階です。

            なお、SXFからHOCへの変換は、データの種類の量が

            異なりますので、100%にはならないと思います。

 

 

倍精度の採用      単精度が倍精度に変りました。

            よって、有効桁数が15〜16桁になりました。

 

 

色           ペンNoの色とフィーチャ固有の色(印刷色)の、

            2つのデータを持ち、どちらででも表示できます。

 

 

ポリライン       LineとPoly Lineは、明確に区別されました。

            Poly Lineで作成した閉鎖図形は、

            ハッチ等の時、ワンクリックで選択できます。

            なお、F11キーを押すと、ポリラインは赤色で表示されます。

               F12キーを押すと、頂点が表示されます。

 

 

複数行文字列      マルチテキストメニューが追加されましたので、

            マルチラインオブジェクトとして扱うことができます。

            つまり、メモ帳が利用できます。

 

寸法          寸法ブロック図形として扱うようになりました。

            よって、編集するには要素分解が必要ですが、

            分解メニューは、まだ実装されていないようです。

 

 

図形          ブロック図形として扱うようになりました。

            よって、編集するには、要素分解を行わねばなりません。

            基点の他に、定義点を2つまで指定することができ、

            読込時にサイズを合わせられるようになりました。

 

 

ハッチ         面データとして扱うようになりました。

            よって、線編集コマンドは利用できません。

            中抜きも可能です。

 

 

ペイント        テクスチャマッピングが採用されましした。

            従って、BMP画像も利用できます。

            中抜きも可能です。

 

 

画像          埋め込みオブジェクトとして扱う様になりました。

            よって、画像データは、ファイル内に存在しますので

            データの受け渡しが楽になりました。

 

 

測量座標        レイヤグループ毎に設定することが可能になりました。

            つまり、異なる縮尺を扱えるということだと思います。

 

 

面を持つデータ     ハッチ ペイント 画像 マルチテキスト 表 画地データ

            OLEオブジェクトは面を持つデータです。

            よってこれらには、線編集や文字編集は行えません。

 

 

 

 

 

 

 

操作に関するもの

 

 

ユーザー権限      現在は、Administrator権限かPower User権限でしか使用

            できませんが、User権限でも使用できるようになりました。

 

 

起動環境        起動環境ファイル(hoi)は無くなり、

            テンプレートファイル(hoc)に変更されました。

            よって、どんなファイルもテンプレートとして利用できます。

            ただし、開いた図面の環境を変更するということは

            困難になったのではないかと思います。

 

 

ファイルの関連付け   hoc jwc sfc p21 dxf と関連付けができます。

            ただし、初期値で関連付けされているのはhocのみです。

 

 

ファイルのバージョン  データファイルのバージョンを確認できます。

            なお、古いCADでは、新しいデータを開けません。

               HO-CAD Ver2.7   データ Ver01?

               Pao Ver0.7   データ Ver02

 

 

画面          コマンドパネル ペンパネル ツールパネル は、

            浮動状態にしたり非表示にしたりできます。

            グループレイヤーパネルは、画面左に移動したり、

            非表示にしたりできます。

 

 

複数ウインドウ     データファイルをクリックして開いた場合、

            既に立ち上げているPaoの画面内に開かれます。

            開いた図面は、上下や左右に並べて表示することができます。

            なお、別のPaoで図面を開きたい場合は、

            まずPaoを立ち上げ、Paoから図面を開きます。

 

 

クリップボード     HO−CAD専用のクリップボードは無くなりました。

            よって、図面間で複写する場合は、

            上記の複数ウインドウを利用します。

 

 

コマンドボタン     コマンドボタンは、再度押すと青色になり、

            サブコマンドの内の、決められたひとつになります。

 

 

オプションパネル    細かな設定は、メニュー毎にオプションパネルで行います。

            なお黒メニュー用と青メニュー用とを別々に設定できます。

 

 

数値入力        メニューボタンを、数値ボタンに変え、

            マウスで入力することができるようになりました。

            なお、これを利用するには、ツールメニューの設定が必要です。

 

 

グリッド間隔      グリッド間隔に制限が設けられました。

            これにより、現行HO-CADは、グリッドを細かくし過ぎると、

            フリーズすることがありますが、Paoでは改善されています。

 

 

グリッド表示      用紙範囲にしか表示されなくなりました。

            私は、範囲外で作図することも多いので、

            これは不便になったと思います。

 

 

読取点の指定      読取点を 端点 交点 折点 グリッド 文字 から

            選択できるようになりました。

 

 

グループ別連続印刷   今のところは、出来ないようです。

 

 

レイヤー数       16グループ×256レイヤー=4096レイヤー

            になりました。

            これに伴い、レイヤーの操作方法が変更されました。