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●手掛けた仕事
◆個別診断・支援
・経営責任のあり方
 社長のなすべき経営上の遂行責任は、他の役員や従業員に執行権限を委譲する形式で分担させることができる。

 しかし経営の結果責任は、いわば「仕事の結果としての儲けも損も」すべて、最高の執行責任者である社長のもとへ集中するものである。


・第三者のわきまえ
 経営の実情を『診断』し、経営の遂行を『支援』する中小企業診断士は、あくまでも企業外にいる第三者にすぎない。だから当然、診断士自身の診断・支援に関し、遂行責任も結果責任も負う。

 しかし、部外者たる診断士は社長のように、会社の「損を負担」する責任の取り方はできない。代わりに、「儲けの分け前」に預かろうともしない形で、責任の分担をするわけである。


・診断・支援への意思決定
 業績向上の支援を目的として、経営の状況を診るのだから、そもそも診断と支援は一対のものである。ただ診断は「即座にできる」のに対し、業績向上を「支援するプロセスは長期間」を要す。
 また企業の方も、業績を向上させるために相応の費用と時間を投入しなければならない。

 このため多くの場合、診断は是正の方向性を示すだけに終りがちだ。が、社長の立場としては、『改善支援』に接続する意思決定のためにも『診断』が前提となる。だからとりあえずの診断も、改善プロセスの始まりになるということ。


・情報ミックスの効果
 ビジネス・コンサルタントの岡目八目的なアドバイスが「有益だ」と思えるか、ただ「うるさい」だけなのか、ご判断は社長の自由だ。

 アドバイザーの立場からは、短時間に的確な診断を下すため、社内のキーマンに問診したり、仲間を集めて『三人寄れば文殊の知恵』を絞ったりする。

 もちろん、現業を最も把握されている社長にも、文殊の知恵を出してもらう問診のサークルに入っていただく。

 これは要するに、多くの人々の最新情報を根拠に業績向上のための施策の知恵を絞り、診断結果にまとめて提供し、社長のご判断を仰ぐのが経営診断だというわけなのだ。


・改善活動への移行
 正直なところ診断は、経営の「欠点を指摘されるから嫌だ」とか、改善提案だと称して「実行不可能な改善案だけしか提言されない」という声をよく聞く。

 たしかに診断報告は、経営の現状分析とともに実務的な改善案改善効果の予想がなければ、「文殊の知恵を絞った」ことにならない。また「何度も読み返して判断」できるような診断報告書になっている。

 事実、その場限りの思いつきによって迷案を振り回し、変に「受けている」自称コンサルタントを知っている。が、人のことはどうでもいいので、わが経営診断を一度受けてみてはいかがであろうか。


【詳細はこちら】

G社にて
(平成17年 10月)



K社にて
(平成17年 6月)



K社にて
(平成17年 5月)

◆セミナー・講演
・コンサルタント稼業のジャンル
 中小企業診断士は文字どおり、個別企業の『診断』および『支援』が使命だが、コンサルタントとしての事業機会は、書いて、話して、診断するジャンルがある。

 さらに『執筆』や『講演』は、診断士の本職の『診断』『支援』事業を支える要素でもあるわけだ。診断結果は、事後に残せるように文書にまとめ、内容を詳しく話し、聞いて、分かってもらわなければ『診断』にならない。書いて話すことが下手では、『診断』や『支援』もうまくいかないものである。


・眠らせないテクニック
 『講演』や『セミナー』などの口述は、著述と違って受講される方々の反応を直に感じ、トーキングの巧拙がその場で直ぐに評価されてしまう厳しさがある。

 むかし弁論部で取った杵柄は「大きな声で」「語尾をはっきりと」することだ。また一級販売士の講師養成講座で、壇上に立つ者の立ち居・振る舞いまで習得したものである。

 ナレーターとして「場慣れ」してきても、必ずテキストのほかに予稿をまとめる事前準備は忘れない。

 とはいえ『パワーポイント』などでつくったレジュメを、スライドに写すのに会場を暗くして、何度も使った資料を読み上げるやり方は、講師側の好都合にすぎない。

 それで「顧客を惹きつけるには・・・・」なんて言われたって、受講者のみなさんにとっては、ただ眠いだけのことであろう。


・瞬時に消える口述情報
 黒板やホワイトボードを使って、その場で受講者の息吹と交歓しながら「状況に応じた」話をする。

 口述による情報は、身振り手振りや音声の強弱、抑揚や質疑応答も含め、取り入れ易いのもたしかだ。が、そのときの興奮もあって、わざわざ高い参加費を払い、出かけて行って得た情報なのに、忘れ易いのも事実であろう。

 だからテキストやレジュメのような、印刷物が手元に残るようにして、眠る間がないくらいに楽しんでいただく。


【詳細はこちら】

高度ポリテクセンターにて
(平成14年 5月)



中小企業大学校人吉校にて
(平成14年 5月)

千葉県鴨川市商工会にて
(平成16年 10月)



◆著作
・効率性を問えば
 いうまでもなく著述は、自分の考えを『多くの方々』に『後に残る』形で伝える有効な情報発信手段である。当然、読者を意識して読みやすく、分かりやすく書くことに努めると同時に、記述内容には慎重を期す。しかし著述は、中小企業診断士の事業領域として、『業務時間あたりの生産性』が数段に低い。

・だれのために書くか
 セミナー・講演のレジュメづくりと同じで、著述の過程では十分な調査と熟慮が可能になる。また読者の方が目の前にいなくても、自分の時間内で自由に読み返しができ、思考の幅と深さを拡張していくことができる。

 だから読者に対するサービスもさることながら、原稿料や印税の事業収入が低レベルであっても、自分自身の知識欲社会的認知度を高めるために、著述に励んでいるともいえる。要するに著述実績が、コンサルタントの名刺代わり、看板になるというわけ。


・プロの仕事として書くきっかけは
 『しゃべること』と『書くこと』自体は、小さい頃から好きだったから『講演』も『原稿書き』も、むしろ楽しくさえある。が、『診断』や『講演』と違って、書くことの体系的な学習は一度もしたことがない。だからただ好きなだけでは、同人誌への投稿や自費出版ができても、プロのモノ書きにはなれなかったであろう。

 プロらしくなれたきっかけは、昭和59年8月号に発表された懸賞論文の入賞である。これを機会に「旬刊誌中堅企業」の『経営相談室』を17年間も、執筆させていただくことになった。


・得意分野・専門分野の示威
 著書や著述の内容は、経営コンサルタントの得意分野専門分野になるのは必然である。したがって土・日ライターであったサラリーマン時代には、このほかにも雑誌に投稿し、執筆依頼された記事がいくつもある。

 しかし『経営相談室』だけは、取り組みが違っていた。この連載のおかげで、企業経営のいろいろな分野に注意力を集中させ、かつ思考することができた。

 また紙面に現れたいろいろな経営場面は、自分自身の社長業の実務に試行してみることができたものである。


【詳細はこちら】

サラリーマン時代は土日ライターだったが、
これだけの著作を残すことができた。

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