日本ジビエ振興協議会設立の説明会開催について

 この度、日本ジビエ振興協議会が設立の運びとなりました。
 日本でも古来よりマタギを中心に、野生動物を食肉として活用する文化がありましが、畜肉の普及により野生動物の食肉利用は衰退し、ハンターによる狩猟がメインとなり、この動きと呼応するかのように、日本中で野生動物が増加し、今では農林業や観光業に大きな打撃を与える状況になってきています。
 これまで、大都市圏の飲食店を中心に、輸入食材を含めジビエ料理が提供されていましたが、最近、各地で獣肉の処理施設が開設し、地域資源として活用する動きが生まれています。
 しかしながら、需給のバランス、食味のバラツキ、飲食店等への普及、関係者間の連携などに課題を抱え、ジビエが地域や消費者に受け入れられる状況になっていません。
 地域の学校給食や都市部の飲食店やホテルなどでは秋冬の野生鳥獣肉を使った「ジビエ料理」に注目が集まっており、国産のジビエ食肉を求めるニーズが増えつつあります。国産ジビエ食肉の普及・拡大を図ることにより、地域の活性化と中山間地域の農林業や産業を守ることを目的に、「日本ジビエ振興協議会」を設立することといたしました。下記の通り、関心のある関係者の皆様への会員募集説明会を開催いたしますので、お越しいただけますようご案内をさせていただきます。
1.名称 日本ジビエ振興協議会
2.発起人
鰍mTTPCコミュニケーションズ、JTB、キリンビールマーケティング樺キ野支社、オーベルジュ・エスポワール、鰍艪「工房、潟Cンターテクノ、ピュア・リスペクト、エムエムティー、鞄本農業新聞
3.事業内容
(1) ジビエを使った料理や加工品の普及
(2) ジビエの振興に係る研修、講習、セミナー、試食会、交流会の開催
(3) ジビエに係る関係機関の連携と情報交換の推進
(4) ジビエに係る情報の発信(ホームページ開設、ニュースリリース発行など)
(5) その他、日本ジビエ振興協議会の目的を達成するために必要な事業
4.会員と会費
日本ジビエ振興協議会の趣旨に賛同する地方自治体、法人、団体、個人を会員とする。
自治体・法人・団体(年5万円)、個人(年1万円)
5.一般向け説明会の開催について
(1)日時: 平成24年5月31日(木) 14:00〜17:00
(2)場所: JTB天王洲ビル 20階ホール
東京都品川区東品川2-3-11 JTBビル
20階の受付まで直接お越しください。
(3)内容: 14:00〜14:05 説明会内容のご案内
14:05〜14:50 日本ジビエ協議会の設立趣旨、事業内容についてのご説明
(日本ジビエ振興協議会代表 藤木徳彦 オーベルジュ・エスポワール、オーナーシェフ)
加入方法、会費についてのご説明(事務局)
− ジビエ振興セミナー −
14:50〜15:00 来賓挨拶
15:00〜16:00 基調講演「地域活性化にむけたジビエの可能性」
株式会社ジェイティービー 常務取締役 久保田 穣 氏
16:00〜17:00 ジビエ料理試食会
おいしく調理する方法等の説明
(藤木徳彦、三田敬則)
会場の都合上、法人・団体参加、個人参加いずれも2名までとさせていただきます。
(4)料金: お一人様 2000円(資料代、ジビエ料理試食、飲み物代を含みます)
(5)申し込み方法:
別添ファクスのほか、ホームページからお申込みがいただけます。
ホームページアドレス http://www.gibier.gr.jp/
申し込み締め切り:平成24年5月17日(木)
6.この件に関するお問い合わせ先
株式会社ゆい工房(担当:小谷)
電話:048−951−0123  ファクス:048−954−3644

野生動物対策技術研究会 第2回全国大会収録集

 昨年10月に開催しました野生動物対策技術研究会第2回全国大会の収録集が完成しました。すでにお申込みをいただいた県、市町村、団体、個人の方には発送を行いました。今回お申し込みされた方には、厚くお礼申し上げます。また、研修会資料としてお申込みされた方には、研修資料としてお役立ていただけたことと思います。
<追加申込みについて>
 若干の予備があります。追加でお申込みされたい方、新規のお申込みされたい方は、追加申込書(xlsファイル)に必要事項を記入の上、メールでお申込みください。なお、残部がなくなり次第お申込みは終了させていただきます。新たにお申込みされる方は、収録集抜粋版(pdfファイル)に内容の一部を掲載しています。
野生動物対策技術研究会
 〒110-0005 東京都台東区上野5-5-10-406
 Mail  yui_kb@eos.ocn.ne.jp

野生動物対策技術研究会第2回全国大会収録集の内容

 この収録集は、2011年10月20日、東京都立産業貿易センターで開催した、野生動物対策技術研究会第2回全国大会の基調講演、分科会の内容を項目ごとに整理し、とりまとめたものである。
 行政の担当者や、現場で対策にあたっている方々の発言内容を収録しており、全国で鳥獣被害対策に係わっている方に、被害対策の参考資料として活用いただきたい。
◆第2回全国大会の開催要領

◆基調講演 「持続可能な被害対策の取り組みに向けた提言」
講師:羽山伸一
   (日本獣医生命科学大学野生動物教育研究機構 機構長)
   (野生動物対策技術研究会代表)

◆分科会 【第1分科会】
テーマ:外来動物の被害対策
司 会:羽山伸一(野生動物対策技術研究会 代表)
【第2分科会】
テーマ:合意形成と集落環境診断手法による被害対策
司 会:須川 均(群馬県鳥獣被害対策支援センター 所長)
【第3分科会】
テーマ:防除施設や資材の効果的な使用方法
司 会:今野文治(野生動物対策技術研究会 幹事)
【第4分科会】
テーマ:IT機器(センサーカメラ、テレメトリ、GPS発信機など)の効果的な活用
司 会:大谷浩章(野生動物対策技術研究会 幹事)
【第5分科会】
テーマ:獣肉のおいしい調理法と地域ブランドとしての活用
司 会:小谷あゆみ(ベジアナ@フリーアナウンサー)
助 言:藤木徳彦(エスポワール オーナーシェフ)
【第6分科会】
テーマ:入門−鳥獣被害対策
司 会:島 政勝(野生動物対策技術研究会 幹事)

もくじ
基調講演 専門技術者の育成が急務
野生動物と伝染病の伝播
シカによる深刻な環境問題
鳥獣被害対策と社会的コスト負担
野生動物対策とは 
【第1分科会】 参加者の各地の状況
外来野生動物の概要
アライグマの対策
アナグマとハクビシン
神奈川県のアライグマ対策
情報提供
アナグマとアライグマの判別
捕獲から殺処分の方法
【第2分科会】 サル対策と環境診断
町会長を核に合意形成
大学が主体となった合意形成
情報提供
意見交換
【第3分科会】 電牧機の特性や仕様
グラスファイバー製支柱の採用
電気柵の効果的な設置
サル用の電気柵
イノシシ、アライグマの電気柵
電気柵の維持管理
都市部での電牧柵やわな設置
傾斜地果樹園の防護柵
【第4分科会】 センサーカメラの活用法
電波法の改正について
事例報告(山梨)
情報提供
【第5分科会】 藤木シェフ(ジビエの取り組み)
有限会社吉美(低温調理法)
自己紹介
カラス談義カラスは美味しい
養鹿
伝染病など衛生面の話
民間組織の立ち上げと行政の役割
【第6分科会】 自己紹介
イノシシの対策
サルの対策
その他獣類
共通の被害対策

鳥獣被害対策の催し物

2011.10.20 野生動物対策技術研究会第2回全国大会開催のご案内

 野生動物対策技術研究会では、平成23年10月20日に東京都立産業貿易センター 浜松町館3階第2展示室(東京都港区海岸1-7-8)において、第2回全国大会を開催します。
開催内容
1 基調講演 (持続可能な被害対策の取り組みに向けた提言) 11:00〜12:00
講師:羽山伸一 野生動物対策技術研究会代表
論点:・設置された防除資器材の管理とコストの課題
   ・メンテナンスの不備と鳥獣被害
   ・被害軽減のためのメンテナンスのあり方
2 展示会 関係資器材の展示と意見交換  12:00〜14:00
@獣被害防除資器材、捕獲器材
  メーカーと担当者の情報交換の場
Aイノシシ・シカの獣肉の展示、獣皮の展示(鞣し、製品)
  地域資源の活用方法
3 分科会 14:00〜17:00
◆第1分科会
テーマ:外来動物の被害対策
内容:多くの市町村の鳥獣被害防止計画で対象鳥獣となっているハクビシン、アライグマなどの外来野生動物による被害が増加している。そこで、参加者の地域での被害状況や対策方法の情報交換を行い、対策ノウハウの共有を図る。

◆第2分科会
テーマ:合意形成と集落環境診断手法による被害対策
内容:第1回全国大会で取り上げた、効果的な鳥獣被害対策手法である集落環境診断手法と集落ぐるみの被害対策に欠かせない合意形成について、手法や取組事例の紹介と参加者の意見交換を通じ、各地での取り組みに生かす。

◆第3分科会
テーマ:防除施設や資材の効果的な使用方法
内容:多く獣種の防除技術として活用されている電気柵とフェンスを中心に、効果的な活用について参加者と関係メーカー担当者との間で情報交換を行い、効果の高い設置・使用法や資器材の改良に繋げる。
◆第4分科会
テーマ:IT機器(センサーカメラ、テレメトリ、GPS発信機など)の効果的な活用
内容:IT機器を使った追跡調査、監視や捕獲などの対策が広がり始めている。参加者の地域の取組内容などを交え、効果的な活用について意見交換を行い、使い方の再確認と、これから導入を予定している地域や獣種への参考にしてもらう。

◆第5分科会
テーマ:獣肉のおいしい調理法と地域ブランドとしての活用
内容:シカ肉は不味い、硬いといったイメージがあり、獣肉活用が伸び悩んでいる。そこで、長野県茅野市のエスポワールの藤木シェフによる、おいしいシカ肉の調理法の実演・試食と参加者との意見交換を行い、地域資源としてのシカ肉の活用を図る。

◆第6分科会
テーマ:入門−鳥獣被害対策
内容:新たに鳥獣被害対策の担当となった行政等の方を対象に入門講座として設け、長年鳥獣被害対策にかかわっている方をコーディネーターに招き、参加者の質問に答える形式で意見交換を行い、参加者のスキルアップを図る。
※ 参加申込みいただいた後に、参加希望分科会等をお聞きするメールを送ります。
4 情報交換会
18:00〜20:00  会費制(5,000円を予定)

参加費  2,000円(資料代が含まれています)
  • 参加申込用紙

  •  全国大会参加の申込様式です。
     参加される方は、必ず参加申込用紙にご記入の上、9月末までにお送りください。
     21日のセミナーの両日参加される方は、こちらの用紙にご記入の上お送りください。

    2011.10.21 対策手法確立調査・実証事業 セミナー開催のご案内

     対策手法確立調査・実証事業(国の補助事業)によりシカとサルの被害対策をテーマに、現地調査の報告、資器材の展示、総括討議を行うセミナーです。シカ及びサルの被害対策に携わられている担当者必見のセミナーで、参加の申込をいただければ、農協、集落リーダー、大学や研究機関の研究者、大学の学生など、どなたでも参加できます。
    開催内容
    1 基調講演 10:15〜10:45
    サル、シカはなぜ対策が難しいか(対策手法確立検討委員会座長 羽山伸一)
    2 資器材の展示 10:45〜13:00
    展示と出展メーカーのプレゼンテーション
    3 現地調査の成果要因等の報告 13:00〜15:30
    獣種 現地調査先 主な調査内容
    サル 青森県下北半島 ハンドラー+モンキードッグの効果を実証。サルとイヌにGPS発信機を装着し、追い払い時のサルとイヌとの位置関係を調査
    福島県福島市内 テレメトリー調査による結果とGPS発信機を用いた調査による結果の比較調査
    神奈川県足柄地域 銃器による計画的な追い上げの状況を、人とサルにGPS発信機を装着し位置情報を得ることで、追い上げの効果検証
    佐賀県唐津市内 有害鳥獣害対策の行政の推進体制の整備による地域ぐるみの対策の効果検証
    シカ 神奈川県丹沢地域 被害対策や個体数調整にとどまらず、森林管理や隣接都県との調整など、統合的な管理システムの構築を調査
      
    4 総合討議 15:45〜16:45
    サルとシカの効果的な対策手法について討議
     参加費は無料です。
  • セミナーのパンフレット

  •  セミナーの開催内容を記したパンフレットです。参加を考えておられる方、参加させたい方などに配布願います。
  • セミナー参加申込用紙

  •  セミナー参加の申込様式です。
     参加される方は、必ず参加申込用紙にご記入の上、9月末までにお送りください。

    獣肉・獣皮利用の催し物

    このコーナーは、シカやイノシシの肉処理施設、肉の販売、肉の加工品、皮の製造・販売に関する催し物の案内をお知らせします。

  • 10月20日、東京都内浜松町の産業貿易センターで獣肉の展示・試食、獣皮の展示を行います。詳しくはこちらをクリックして下さい。